ライター : conana

入手困難な東京三大どらやきが話題に!

みなさんは「東京三大どらやき」をご存じでしょうか。どこも名立たる老舗のお店。東京在中の人は知っておかなくてはいけません!上野「うさぎや」、浅草「亀十」、東十条「草月」。東京観光予定の方も、覚えておいて損はありませんよ。
おや?「ちょっと待ったーっ!」という声がどこからか聞こえてきました。なになに?「人形町の『清寿軒』」……そうでした。東京三大どらやきといえば、先ほどの3店舗以外にも必ず出てくる推し店を忘れていました。 というわけで今回は、売り切れ必至、入手困難な東京三大どらやき選手「清寿軒(せいじゅけん)」をご紹介します。

人形町「日本橋和菓子屋 清寿軒」

Photo by @some___i

「日本橋和菓子屋 清寿軒」は、日比谷線・都営浅草線「人形町」A5出口から数分。レンガ調のビルの1階にひっそりと佇んでいるような、落ち着いた雰囲気のお店です。看板に堂々と掘られた店名からは老舗の貫禄を感じますよね。

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引き戸を開けて中に入ると、下町情緒あふれる雰囲気が漂います。沢山のお客さんを迎えてきたであろう趣のあるショーケース。中には詰め合わせの商品や単品のどらやき、お饅頭等の見本がずらりと並びます。 江戸時代から続く老舗のお店は、明治・大正・昭和と続き、今でも親から子へ受け継がれているように、多くのファンが絶えず訪れています。お祝い事や手土産として重宝される、信頼度の高いお店です。

「小判どらやき」はあんこの密度がたまらない!

単品 300円(税込)
「小判どらやき」は清寿軒の顔ともいえる、マストバイのどら焼きです。通常どら焼きは、2枚の生地で餡を挟んでいますよね。しかし、清寿軒の「小判」は1枚の生地で、たっぷりの餡を挟んでいるオリジナルスタイルなのです。
生地はしっとりとした仕上がりで、口当たりが抜群。たっぷりの分厚いあんこを1枚で包みこめるほどのしなやかさを持っています。お店自慢の餡は、北海道十勝産が使われる厳選素材。毎日3~4時間かけて手作業で丁寧に煮込まれる餡は、小豆の風味が活かされた上品な甘さです。丁寧に丁寧を重ねて作られる、究極のどら焼きといえるのではないでしょうか。
単品 300円(税込)
「大判」は「小判」と同じ素材の大きいバージョンです。実は、「大判」はちょっと大きい、という人向けに作られたのが「小判」。小さいけれど、餡を惜しみなく入れたいという7代目の想いから、ボリューム満点に。そして「小判」の方が餡の密度がしっかりしてて人気となったようです。
とはいえ、大判の場合は生地の風味やしっとり感を存分に堪能できるので、小判と一緒に買う人も沢山いる欠かせない逸品となっています。

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150年以上の歴史を持つ、老舗の信頼度は底知れず。「清寿軒」の人気は全国区で、東京といえばのおみやげに、親世代からのリクエストがたくさんあるようです。そうして味の感動が受け継がれていくんですね。口コミには「しっとり」と「上品な甘み」がキーワードのように書かれています。

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たっぷり、ぎっしりの餡に感動する人がたくさん!「小判」は食べやすいサイズなので、お店で単品購入をして外ですぐに食べるという、食べ歩きスタイルも定着しているようです。餡パンチをくらうかのような衝撃的なおいしさ。覚悟していざ実食!

朝9時には行列ができることも…

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なんと、人気すぎて朝の9時には行列ができることも。開店後すぐに売り切れてしまうこともあるため、12時から午後の部の販売があります。どんなに並んでも食べる価値を感じる「どら焼き」。そのおいしさ、一度は体験してみたいですよね。

1ヶ月前から予約可能

どうしても食べたい!と思った人はたくさんいらっしゃることでしょう。

そんな方には朗報です。どらやきは1ヶ月前から予約可能となっています。ただ、受け取り時間は午後3時以降になってしまう可能性が高いとのこと。また、土・日・祝のお休みとのことなので、平日勤めの人は計画的に実行しましょう。

午前中からお昼過ぎの時間帯は、お店が混雑して繋がりにくい可能性があるのでご注意を。

また日持ちや賞味期限に関する情報ですが、4日前後には食べるようにしてくださいね。

ほかの商品も人気

栗まんじゅう

Photo by @rie.rie.1219

300円(税込)
食欲をそそる焼き色が魅力的な栗まんじゅうは、どら焼きに続く人気商品。中には栗がゴロゴロと入っています。栗と合わせられているのはこし餡で、栗の甘みを引き立てるあっさりとした口当たりのようです。パイのような薄皮と中身のバランスに定評があります。
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