ライター : wasante

小さくてキュートなラディッシュ

鮮やかな赤い色をして、小さくてかわいいラディッシュ。二十日大根とも呼ばれるように、切ると中は真っ白で、その対比がきれいですよね。ビタミンやミネラルも豊富で、大根と同じく、消化を助ける酵素が豊富に含まれているので、肉料理や揚げ物の付け合わせにも最適です。 プチトマトみたいなサイズとビビットな色合いが、お弁当にもピッタリ。アクセントカラーとして添えたり、お弁当のすき間を埋めたりするのに重宝しますよ。

「バラディッシュ」って?

Instagramでいま話題になっている、「バラディッシュ」というのは、バラ+ラディッシュという造語。飾り切りして、バラの形にしたものです。お弁当やサラダに添えると、いつものメニューにも華やかさをプラスできますよ。曲げわっぱや重箱などに詰めた、大人かわいいお弁当に添える人も多いようです。

「バラディッシュ」の作り方

一見難しそうに見えますが、慣れればカンタンに作れます。何回か作っているうちに、コツがつかめると思いますよ。テマはかかりますが、お弁当が劇的にかわいくデコれるのでおすすめです。 1. ラディッシュのしっぽを切り落とします。 2. はじめに外側の花びらを5枚作りましょう。ラディッシュの周りに5カ所、包丁を使って均等に楕円を切り抜いてください。 3. 切り抜いた楕円をはがすように、上から下に向かって切り込みを入れます。花びらが開く部分になるで、切り落とさないように注意して。 4. 次に内側の花びらを作ります。花びらと花びらの間に、橋をかけるようにして横長の切り込みを上下2本入れてください。ウサギリンゴの耳を作る要領で、2本の切り込みの間をくりぬきましょう。 5. これを何周か繰り返して、密集した花びらを作ったら、ラディッシュのトップを丸くカットします。 6. 仕上げに外側のはなびらをそっと開いたら、完成です。 詳しくは上の動画をご覧ください。

パラディッシュを使ったデコ弁当

1. お花ばたけのような行楽弁当

おにぎりとおかずを2段重ねに盛り付けた、豪華な行楽弁当が、バラディッシュによっていっそうリッチに見えますね。高級料亭の仕出し弁当のようです。 中には、かじきのハーブオイルマリネソテーと、海老と枝豆のレモンペッパー、パプリカのソース炒め、シシトウの醤油炒め、人参のメキシコ風、お花玉子が2種類詰められているそうです。

2. 月見ハンバーグのっけ弁に

こちらは絵本のようにカラフルでかわいらしい、月見ハンバーグのっけ弁です。星形に作った目玉焼きのお日さまが、バラディッシュを愛でているよう。 このほかには、きのこソース、紫キャベツ、ケイジャンコーン、ひじきとニラのベーコン炒め、人参と玉ねぎの甘酢、オクラの煮浸しが彩りよく並んでいます。

3. お花ごはん弁当に

海苔にしいたごはんをパタンとはさむだけで作れる、海苔巻かずを並べたお花ごはん。その対角線上に、バラディッシュがさりげなく存在をアピールしています。 おかずは、丸め豚肉のナンプラーバター煮、紫キャベツのクミンマリネ、味玉、ソーセージとパプリカのハーブ炒め、海老と枝豆のレモンペッパー、翡翠きゅうりのナムル、人参のレモンマリネ、お花玉子だそうです。

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