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そもそもナンプラーとはどんな調味料?
ナンプラーとはタイ生まれの魚醤のことで、カタクチイワシを塩で漬け込み発酵させて作る液体のことです。
旨味があり、香りも濃厚なのが特徴で、タイ料理などエスクックなレシピには頻繁に登場します。日本のしょうゆと同じく、現地ではさまざまな種類のナンプラーが販売されています。
旨味があり、香りも濃厚なのが特徴で、タイ料理などエスクックなレシピには頻繁に登場します。日本のしょうゆと同じく、現地ではさまざまな種類のナンプラーが販売されています。
ナンプラーの味と使い方、役割
しょうゆのような塩味や風味に加え、独特な魚の風味・旨味が感じられます。しょうゆにアンチョビやいかの塩辛を混ぜたような味わい……と表現するとイメージしやすいかもしれません。
ナンプラーは食材に付けたり、かけたりするほか、料理に加えてコク出しや風味付けをおこなうためにも使われます。
ナンプラーは食材に付けたり、かけたりするほか、料理に加えてコク出しや風味付けをおこなうためにも使われます。
ナンプラーの代用アイデア9選
1. 日本の魚醤(いしる・しょっつる)
ナンプラーは魚醤の一種なので、日本の魚醤である「いしる」や「しょっつる」で代用可能。基本は同量で代用ができますが、商品によって塩分量に違いがあるため、必要に応じて調整してください。
また、ナンプラーとは少し風味が異なるので、下記のような点に注意して代用してください。
また、ナンプラーとは少し風味が異なるので、下記のような点に注意して代用してください。
代用時の注意点
- しょっつるは魚の風味が少ないので、風味付けに使うのはむずかしい。隠し味として加え、コク・香りを足す使い方がおすすめ
- いしるは和風の香りが強く、十分にエスニック感が出ない可能性があるので注意
2. アンチョビ+しょうゆ(+レモン汁)
カタクチイワシを塩漬け・発酵させたアンチョビを使えば、ナンプラーに近い味わいが出せます。細かく刻んだアンチョビとしょうゆを混ぜて使用しましょう。しょうゆは薄口しょうゆを使うのがおすすめです。
ここにレモン汁を加えると生臭さが抑えられます。にんにく・しょうがのすりおろしを加えるのもおすすめです。
ここにレモン汁を加えると生臭さが抑えられます。にんにく・しょうがのすりおろしを加えるのもおすすめです。
代用時の量の目安
- しょうゆ……大さじ1杯
- アンチョビ……5g
- (あれば)レモン汁……小さじ1杯
3. いかの塩辛+しょうゆ(+レモン汁)
内臓と一緒にいかを発酵させた塩辛も、代用品としておすすめです。ポイントとしては、塩辛の具ではなく汁のみを使うこと。アンチョビで代用するときと同じく、少量のレモン汁を加えて生臭さを抑えると、より使いやすくなりますよ。
代用時の量の目安
- しょうゆ……大さじ1杯
- いかの塩辛の汁……小さじ1/2杯程度
- (あれば)レモン汁……小さじ1杯
4. 酢+アンチョビ+いかの塩辛+しょうゆ
アンチョビの汁といかの塩辛の汁を組み合わせ、さらに旨味をアップさせるのもおすすめ。ここに酢を入れることで味が引き締まります。より旨味が強い組み合わせを探している方はぜひ試してみてください。
代用時の量の目安
- しょうゆ……大さじ1杯
- アンチョビの汁……小さじ1杯
- いかの塩辛の汁……小さじ1杯
- 酢……大さじ1/3~1/2杯
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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