7.「ペリカン」のパンを使った逸品が大人気!「コーヒー&トースト」

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開店前から行列ができる「Coffee&toast(コーヒー&トースト)」。浅草の老舗ベーカリー「ペリカン」の食パンを使ったトーストのアレンジメニューが話題を集めています。

店長は昔から「ペリカン」の食パンの大ファン。このパンを使ったトースト屋を開店してしばらくは、シンプルなトーストメニューを4種類ほど提供していましたが、やがては見た目が映えるさまざまなアレンジメニューを展開することに。

今ではSNSで拡散されたメニューを一度味わいたい!というお客があとを絶たない人気店になりました。

ゴマ香る揚げあんバター

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1,650円(税込)
昔はスナックだったお店には大きなカウンターテーブルがその名残を伝えています。お店の壁には、スイーツ系から食事系まで、さまざまなメニューを描いたイラストがびっしり。ざっと数えただけで20種以上はありますが、まだまだメニューを開発していくそうです。

「ゴマ香る揚げあんバター」はゴマをまぶして揚げた厚切りのパンに小豆とバター、ゴマのペーストを挟んだインパクティブな見た目。

ゴマの風味が香ばしいパン、具材の甘みとバターの塩気が口の中で混ざり合うと至福のひととき。見た目のボリュームとは裏腹に、意外にもサクサクいただけます。

ほかにも食パンのなかにプリンが入っている「プリンパン」や「ミルフィーユチーズハムカツサンド」、「クラムチャウダーぱん」なども。お昼過ぎにはなくなってしまうこともあるので、お早めに。
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8. アートを感じるクロワッサン専門店「エポック パー プラット」

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東京初のクロワッサン専門店としてオープンした「époque par Plat(エポック パー プラット)」。建築事務所が運営するというユニークなお店です。

1号店は烏山川緑道から1本中に入った商店街に。そして2号店を三軒茶屋のランドマークであるキャロットタワーにほど近い立地に構えました。

ビル1階にあるお店は間口が狭く、看板もさりげなく掲げられているので、通り過ぎないようにご注意ください。カウンターに数種並んだクロワッサンが、ジュエリーブティックのよう。近所のお客さんも多く、地域に根ざしている一軒です。

クロワッサンクラシック

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350円(税込)
扱うパンはクロワッサンのみという潔さ。開業前に「地域の人に愛されるパンは何だろう?」と考えたところ、クロワッサンに決まったそう。そんなクロワッサンは石臼引きの粉、ハチミツ、きび砂糖、北海道産のバターなど、からだにやさしい食材を用いて焼かれます。

定番の「クロワッサンクラシック」のほか、レモンの皮を生地に練りこんだ夏限定の「レモン」(写真右奥、420円 税込)など数種。

黄金色に焼かれた皮はパリパリサクサク、中身はふわふわモッチリとした食感と鼻先をくすぐるバターの豊かな風味で楽しませてくれます。オリジナルのスタイリッシュなバッグも販売されているので、クロワッサンをつめて届けてはいかが?
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9. 三茶に根付くパン屋さん「濱田家」

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2000年、世田谷通り沿いにオープンした「 濱田家(はまだや) 三軒茶屋本店」は、今では三茶住民のお母さん的なパン屋。以前はお寿司屋さんだったお店を改装し、「和」をテーマにしています。

藍染めの暖簾、引き戸、美しい年季を感じさせる木壁のお店に入ると、元お寿司屋さんだけに、ネタケースにパンが並んでいますよ。

小麦や酵母といったパン作りの基本素材を生かしたパンは、和惣菜を具材にしたラインアップが人気です。

豚の角煮パン

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250円(税込)
国産バターをたっぷり使用した「デニッシュ食パン プレーン」や、赤えんどう豆がふんだんに使われた「豆パン」も人気ですが、ランチタイムに買っていく人が多いのが和風総菜パン。

「豚の角煮パン」は、ジューシーな豚角煮がゴロっと入ったボリューミーな惣菜パンです。また、自家製の具材がぎっしりつまっている「ひじきパン」や「きんぴらパン」も。

栄養が偏りがちなときのお助けマン的なパンが集まっていて、今や三茶になくてはならない存在です。
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