ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

とにかく使える!とびっきりのつゆ発見

Photo by muccinpurin

料理の味付けにマンネリを感じたとき、頼りになるのが調味料。基本調味料のほかにいくつか持っておくと、味に変化が生まれて新たなおいしさが発見できます。

この記事でご紹介する「柚子梅つゆ」はまさに、いつもの料理の表情をガラッと変えてくれる万能アイテム。

一時は入手困難に!テレビの影響で注目度アップ

人気バラエティ番組で取り上げられて以来SNSを中心に話題になり、一時は入手困難になったという、いま注目の調味料なんですよ。

それではさっそく、柚子梅つゆの味わいやアレンジレシピをお伝えしていきます♪

湯浅醤油「柚子梅つゆ」

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価格:540円(税込)
柚子梅つゆは、和歌山県の新丸本家のアイテム。明治14年から醤油発祥の地、和歌山県湯浅町に蔵を構える老舗醤油メーカーで、新丸本家と湯浅醤油は同じグループ会社の関係にあります。

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柚子梅つゆは、湯浅醤油が誇る白醤油をベースに、柚子と梅酢を加えたさっぱりとした味わいの調味料。

和歌山県産の柚子、紀州の梅から作られた梅酢、醤油発祥の地で生まれた醤油にかつお節を合わせて作られた、和歌山のこだわりが詰まった逸品です。梅酢を使っていますが、梅を使っているわけではないので梅が苦手な人でも挑戦しやすい味わいなのだとか。

キレのあるすっきりとした味わい

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料理に使う前に味見してみると、柚子と梅の酸味がありながらも出汁の旨みが感じられ、じつに上品な味わい。梅と柚子を使いながらも決してすっぱすぎることはなく、出汁の風味や香りが引き立ったマイルドな味わいです。

しかも、アミノ酸や旨み調味料を使っていないので後味がとてもすっきりとしています。さっぱりとした調味料といえばポン酢を思い浮かべますが、梅酢が加わることで奥深さが増している印象ですよ。

3倍濃縮なので、使う場合はつゆ1に水2の割合で薄めて使います。冷奴やサラダのドレッシングに使う場合はそのままかけて使うなど、味を見ながらお好みで加減してくださいね。

冷奴にマイルドな旨みをプラス!

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「冷奴にはしょうゆでしょ!」という固定観念に縛られているのは、おそらく筆者だけではないはず。とはいえその手軽さから、暖かい季節になると食卓への登場回数が増える冷奴。味変のカードが多いに越したことはありません。

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カットしたトマトをのせた冷奴に、薄めずそのままの柚子梅つゆをちょろり。梅の奥深い旨みとゆずのさっぱり感と、角の取れたマイルドな旨みが加わった冷奴は、まるでサラダのような味わいです。トマトにも旨みがあるため柚子梅つゆと相性抜群、おすすめの組み合わせですよ。

マヨネーズと合わせれば、旨みたっぷりの即席ドレッシングの完成。サラダにかけたり、冷しゃぶのつけだれとしても使えそうです。

2. めんつゆ替わりでさっぱりざるうどん

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春夏に冷奴と並ぶスタメンメニューといえば、うどんやそうめんなどの麺料理。こちらも毎回めんつゆだと味がマンネリしてしまい「またうどん?」なんて言われることも。

柚子梅つゆで食べるうどんは驚くほどさっぱりとしていて、食欲がなくてもつるつるっと食べられてしまうから不思議です。

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梅と柚子の風味、出汁の香りを味わうため、まずは余計な薬味を足さずに食べてみてください。もし足すなら、針しょうがや大葉などとにかくシンプルにこだわって。ほどよい酸味のおかげで麺料理がより涼しげな味わいになりますよ。

普通のめんつゆやポン酢、どちらとも違う絶妙なさっぱり感です。
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