ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

“柑橘の大トロ” を使ったマーマレードって?

2021年3月、成城石井から新たなパンのお供「瀬戸内産せとかみかんマーマレード」が発売されました。

酸味や香り、甘みなどをバランスよく備え、“柑橘の大トロ” とも呼ばれる「せとか」を使い、みずみずしさをぎゅっと詰め込んだ注目作。パンのお供に強い成城石井から、またひとつ新たなヒット商品が生まれるかもしれません!

せとかみかんとは…

せとかみかんとは、「清美」と「アンコール」をかけ合わせたものに、さらに「マーコット」をかけ合わせて生まれた品種。いくつもの品種をかけ合わせることで、とろりととろける食感や、濃厚でジューシーな味わい、みずみずしさ溢れるフレッシュな香りなど、それぞれの長所を受け継いでいます。

文句なしのおいしさを誇ることから、“柑橘の大トロ” とまで呼ばれる奇跡の品種です。

成城石井「瀬戸内せとかみかんマーマレード」

Photo by muccinpurin

「瀬戸内せとかみかんマーマレード」798円(税込)
定番のフルーツジャムに加え、「あんこバター」や「あまおういちごバター」など、パンまわりのアイテムに強い成城石井から、新たにヒットを予感させるアイテムが登場しました。

「瀬戸内せとかみかんマーマレード」は、いまもっともアツい注目を浴びる品種「せとか」を使ったフレッシュ感満載のマーマレード。ジューシーさが伝わってくるような、ビビットなピンクとオレンジの瓶が目印です。

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マーマレードと聞くとオレンジで作られたものをイメージしがちですが、夏みかんやきんかん、レモンなど柑橘やその皮を使ったジャムの総称をマーマレードと呼びます。

原材料は瀬戸内地方産のせとか、砂糖、レモン濃縮果汁とごくごくシンプル。1食20gあたりのカロリーは38kcalです。

果肉多めでフレッシュ感が別格!

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ジャムに占めるせとかの割合は、なんと53%!成城石井の公式ブログによると「せとかをそのまま食べているかのような食感を目指し、果汁より粒を多めにした」のだとか。

筆者自身、マーマレードは皮が主役、というイメージがありましたがとんでもない!スプーンですくってみると、せとか最大の魅力であるジューシーさをそのままに残し、ジャムというよりほぼ果肉。じつにマーマレ―ドの半分以上が果肉、果皮、果汁からできていると聞けば、そのフレッシュ感にも頷けますよね。

せとかの魅力満開!おすすめアレンジ3選

1. 生食パンにのせてシンプルに

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まずは王道中の王道、食パンに塗って実食です。

せとか53%の実力は半端じゃなかった……。「これが本当にジャム!?」と疑いたくなるほどのジューシーさに、ひと口目からせとかの虜に。残念ながら本物のせとかを食べたことがない筆者でも、いかにフレッシュな品種なのかがよくわかる、そんな味わいです。

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繊細な甘さやジューシーさを味わうなら、生の食パンにのせるのがおすすめ。柑橘類特有の上品なほろ苦さまで余すことなく堪能できますよ。

ジャムのねっとりとした甘さが苦手な筆者でしたが、せとかみかん本来の甘さと、粒感たっぷりのフレッシュな酸味にすっかり魅了されてしまいました。

2. ヨーグルトのトッピングに

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ヨーグルトにジャムという組み合わせも定番ですが、果実感たっぷりのせとかみかんマーマレードを使えば、まるでフレッシュなみかんを食べているような感覚に。マーマレードに自然な甘みが付いているので、プレーンヨーグルトでも充分おいしくいただけます。

普通のジャムを入れると甘くなりがちですが、甘さ控えめのせとかみかんマーマレードなら、ヨーグルトの味も果実の味もまるっと両方味わえますよ。
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