ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

えび油でプロの腕を再現できる!

Photo by muccinpurin

人気アイテムがひしめくカルディで、いまもっとも入手困難だとも言われている「えび油」。

水揚げ日本一で知られる北海道羽幌町の甘エビを使用し、ガーリックやオニオンと合わせた、聞いただけでも食欲をそそる逸品です。気になる味わいや使い方をチェックしてみました♪

SNSでも話題沸騰!

SNSで #えび油 を検索すると「ネットで見たけどなかなか手に入らない」など、店舗で品薄状態であることがうかがえます。

えび油を手にした人の声では「やっと買えたけど売れる理由がわかった」「プロっぽい味になるから重宝している」という意見が多くみられましたよ。その多くが、一度使ったら手放せない、という内容でした。

カルディ「万能香味えび油」

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「万能香味えび油」645円(税込)
カルディの「万能香味えび油」は、ひと瓶90g入りで645円(税込)。ジャム瓶ほどのさほど大きくないサイズでこのお値段ですから、少々お高めかもしれませんね。

もともとえび油は中華料理でよく用いられる調味料で香りがよく、えび独特の香ばしさから日本でもラーメンの仕上げに使うなど重宝されています。

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原材料を見てみると、ひまわりオイル、フライドオニオン、北海道羽幌産甘海老、アーモンド、フライドガーリックと、香りが強い食材が続き、いかにも中華の調味料といった印象ですね。

主役となるえびは水揚げ日本一と言われる北海道羽幌町の甘海老を使用。海老専門の漁師が、えびを傷つけないように丁寧にかごを使って水揚げしたものを使っているそうですよ。

香味油ににんにくや玉ねぎを使うことはそう珍しくありませんが、アーモンドが入っているのはちょっぴり珍しいですよね。

料理に使ったらどうなっちゃうの…!

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料理にアレンジする前に、そのままのえび油をひと口味見すると……えびの甘さと旨み、にんにくやたまねぎの香り、アーモンドの香ばしさが一気に押し寄せ、おいしさのあまり「料理に使ったらどうなっちゃうの」という余計な心配が頭をかすめました。

これらの食材を組み合わせればおいしいことは間違いないのですが、さっそくアレンジのアイデアをご紹介しますね。

えび油のおすすめ活用レシピはコレ!

1. えび香る香ばしトースト

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SNSでは中華料理へのちょい足しアレンジをする人が多いようですが、筆者のおすすめはトーストにえび油をのせる使い方です。海老の旨みがプラスされたガーリックトーストのような味わいで、おつまみっぽさがありますよ。

ポイントは、しょうゆを数滴たらすこと。えび油そのものにも塩が入っていますが、ほんの少ししょうゆを垂らすことで旨みの輪郭がはっきりします。えびの風味がより際立ちますよ。くれぐれもかけすぎ注意です!

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もちろんえび油オンリーでも充分おいしいのですが、マヨネーズを塗ったトーストやチーズをのせて焼いたあとにえび油をプラスすると、より手が込んだおいしさに変化します。ただし、おいしさだけでなくもれなくカロリーもプラスされるので、食べ過ぎ注意ですよ。

トーストにのせるだけの手軽さで朝食にもぴったりですが、お酒が欲しくなる味なので、飲兵衛さんはお気を付けを。

2. 温野菜サラダの味付けに

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ゆでたブロッコリーにえび油をかけるのもおすすめ。さらに黒胡椒をガリっと挽くと、とたんにおつまみ野菜へと変身します。噛むほどにブロッコリーの甘さを感じ、カリカリとしたアーモンドの香ばしさがクセになる、即席簡単レシピです。ポテトサラダの仕上げにかけてもおいしそうですね。

ほかにも冷奴にかけたり、チャーハンやパスタの味付けに使ったり。インスタントラーメンの仕上げにひと匙加えるだけで、お店のような風味が味わえるという声もありました。
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