ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

カルディでうなぎ高騰の救世主発見!

夏のスタミナ食材といえば、うなぎが外せませんよね。とはいえここ数年、漁獲高の減少からうなぎの価格は高騰気味。特に、スタミナをつけるためにうなぎを欲する夏の時期は、とても高くてなかなか手が出ませんよね。

そんな夏のもやもやを解消すべく、カルディから発売された「うなぎのいらないうな丼のたれ」を発見。本当にうなぎがなくても満足できるか、うなぎ好きの筆者が辛口チェックします!

テレビで紹介!SNSの評判は…

Photo by muccinpurin

じつはこのアイテム、最近朝の情報番組で取り上げられて以来、店舗に問い合わせが殺到したのだとか。

SNSを覗いてみると「うなぎ好きだから助かる……」「ごはんがどんどん進んじゃう!」など、うなぎ好きからの評判は上々の様子でした。

うなぎのいらないうな丼のたれ

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「うなぎのいらないうな丼のたれ」146円(税込)
カルディの「うなぎのいらないうな丼のたれ」は、その名の通りうなぎがなくてもうな丼気分が味わえるというアイテム。もし本当なら、これからは清水の舞台を飛び降りる思いでうなぎを買うこともなくなるかもしれませんよね。

何を隠そう、筆者もかなりのうなぎ好き。年に何度か自分へのご褒美をかねて、そこそこいいお値段のうなぎを食べに出かけます。年に数回とはいえ、いいお値段のうなぎを前に毎回緊張しますが。

そんなこともあり、このうな丼のたれが本当にうな丼気分に浸れるなら、こんなうれしいことはありません。

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パッケージにはうなぎの写真が大きくプリントされていますが、あくまでこれはイメージ。ただし、原材料を見てみると「うなぎエキス」の文字が。

なるほど!「うなぎエキスをたれに混ぜ込むことで、うなぎ気分をアップさせよう」という作戦のようです。

2袋入りで約2食分

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うな丼のたれは1袋20g入りで2袋がセットになっています。ごはんお茶碗1杯分(約180g)にひと袋をかけるのが目安のようですよ。

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ツヤを帯びたうな丼のたれは本物のうな丼にかけるようなあのたれです。ほどよいとろみもあり、「先代から受け継いだものをつぎ足して大切に守ってきました」感があります。 “しょせんただのたれ” と思っていましたが、香りをかいだ途端に気分が上がってきました。

さっそく炊き立てのごはんを用意して実食です!

うなぎエキスの実力を見た!

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さっそく炊き立てのごはんにかけ、ひと口頬張ると……うなぎのふわっ、カリッとした食感こそないものの、まるでさっきまでうなぎがのっていたようにうなぎの風味を感じます。まったりとした甘さと、調味料を単純に組み合わせただけでは出せない奥深さ。これがうなぎエキスの実力か……!

たれにとろみがあるせいで、米ひと粒ひと粒をしっかりとコーティングしてくれ、どこを食べてもうなぎ味。うなぎエキスのおかげで、市販のうなぎのたれと比べても断然 “老舗うなぎ屋の秘伝だれ感” がアップしています

好みにもよるとは思いますが、ごはんは水加減を少な目にして固めに炊くことをおすすめします。たれの味がしっかりとしているので、米もやや固めの方が食べたときのバランスがよさそうですよ。

山椒を振るとうな丼感アップ!

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うなぎの味の引き立て役といえば、山椒が欠かせませんよね。むしろ、山椒といえばうなぎ!

ということで、うな丼のたれをかけたごはんに山椒をひと振り……。ふわりと立ち上る上品な山椒の香りとともにごはんをひと口ほおばると、うな丼感が格段にアップしました。もちろんたれだけでも十分うな丼感はあったのですが、山椒が加わることで香り、風味が高まり、先ほどよりもうな丼にグッと近づきます。

香りは記憶と紐づけられていると聞いたことがありますが、やはり味覚だけでなく嗅覚を刺激することで、うな丼を食べているような気分に浸れるようです。
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