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グアテマラコーヒーとは?
グアテマラは太平洋とカリブ海に面した場所にあり、亜熱帯気候の国ですが平均15℃~27℃までの気候で、1日の寒暖差が大きく標高の高い土地でもありでコーヒー豆を栽培するのに適しているんです。
そのなかでも標高の高い場所にある「アゾテア農園」で作られたコーヒーは、高級豆として選ばれているほど品質のいい豆が作られています。
グアテマラコーヒーの3つの特徴
コーヒーの専門機関による品質管理体制
豆の栽培には「APCAアンティグア生産者組合」と呼ばれるコーヒー専門機関による組織と生産者組合で、偽物の流出を防ぐために品質管理がおこなわれています。コーヒー農家の生産者から証明されたコーヒー豆だけ「Genuine Antigua coffee」と収穫袋に表記されます。
また「グアテマラコーヒー院」と呼ばれる組織では政府の役人もメンバーに加わり、上質な豆を栽培できるよう気候管理や災害予測状況などを生産者に提供し、徹底した品質管理体制の元でグアテマラ産コーヒー豆は作られています。
8つのエリア
山地が多く標高の高い中部高地でコーヒー豆は栽培され、なかでも標高1,400m以上の8つのエリアが有名です。
・アカテナンゴバレー
・アンディグア
・トラディショナル アンティトラン
・レインフォレスト コバン
・フライハーネス高原
・ウエウエテナンゴ高地
・ニューオリエンテ火山
・サンマルコス火山
この8つのエリアで栽培されたグアテマラ産コーヒー豆は、グレードの高い等級が称号されています。
等級・グレード
コーヒーには7つの等級があり、栽培された標高によってグレードが分けられます。
1,350m以上の標高で作られた豆は「SHB(ストリクトリーハードビーン)」と呼ばれる高級豆の7等級が付けられます。
グアテマラのアンディグア・アゾテア農園で作られた種類は、このSHBのグレードにランク付けされていて高級豆として有名な品種なんです。
グアテマラコーヒーの味わいと香り
味わい
ひと口飲むたびほのかに甘い風味がフワッと広がるグアテマラコーヒー。果実のようなフルーティーで、はっきりとした酸味と後味のやさしい甘さが絶妙な味わいです。
深いコクと強すぎず弱すぎずさっぱりした酸味が、ほどよく調和したグアテマラコーヒーは、とても飲みやすくミルクやチョコレートなど、甘めのスイーツにもピッタリです♪
香り
フルーティーな味わいとともに、花のような芳香さが特徴のグアテマラコーヒー。口に含むとふわっと花の甘い香りが漂い、しばらくするとやさしい甘みが残ります。
栽培する地域よって多少の違いはありますが、どのグアテマラコーヒーも口に含んだときの酸味と後に広がる花の香りの融合が素晴らしく、コーヒー通に評価が高いコーヒー豆です。
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