ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

乾麺選びのポイントとは

乾麺うどん

お店にずらりと並ぶ乾麺うどん。種類が多すぎてどれを選べばよいのかつい迷ってしまいますよね。ちょっぴり太めの讃岐うどんや、柔らか食感の稲庭(いなにわ)うどんなど、同じうどんでも味わいはそれぞれ異なりますので、まずは自分好みの麺の太さや食感を意識して、チョイスしてみるとよいでしょう。 また、生うどんに近いモチモチ食感を楽しみたいのであれば、切った麺を少しだけ乾燥させた半生タイプを選ぶのもおすすめ。乾麺ほどではありませんが、生うどんよりは日持ちがするので、乾麺と生麺のいいとこ取りといった商品です。 さらに、麺の茹で時間も大事なポイントで、細麺なら3~4分ですが、太麺や半生タイプだと10~15分ほどかかってしまうものもあります。調理にあまり時間をかけたくない方は、パッケージに表記された茹で時間もチェックするようにしましょう。

乾麺そば

生そばに比べて保存がきく乾麺そば。常備しているご家庭もけっこう多いのではないでしょうか?値段や容量も商品選びの大事なポイントかもしれませんが、もうひとつチェックしてもらいたいのがそば粉の割合です。そば粉が全体の何割使用されているかによって、その食感や味わいはだいぶ変わってきます。 そば粉のみで作られた十割そばは、なんと言っても風味が抜群。価格はやや高めですが、贅沢な味わいが楽しめます。一方、喉越しや食べやすさを重視するなら、小麦粉を2割使用した二八蕎麦がおすすめ。万人受けするのはこちらのタイプと言えるかもしれません。 ほかにも信州そばやへぎそばなど、名産品として知られている商品をあれこれ買ってみるのもおもしろいですよ。

乾麺の賞味期限と正しい保存方法

賞味期限が過ぎた乾麺は食べられる?

乾麺のうどんやそばは、賞味期限が1~2年に設定されているものがほとんどです。しかしそれを過ぎたからと言って、完全に食べられなくなってしまうわけではありません。賞味期限というのはあくまでも、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。水分の少ない乾麺は、賞味期限を多少過ぎたとしてもそれほど味に変化はないと言われています。 だからと言って、賞味期限が過ぎたものをいつまでも取っておいたり、ましてや他人に食べさせたりするのはやめておいたほうが良さそうです。賞味期限が過ぎてしまったことに気が付いた時点で、早めに食べきるようにしましょう。

乾麺の保存方法

いくら賞味期限を気にしていても、正しい保存方法が守られていなければ元も子もありません。乾麺の保存にもっとも適した場所は、直射日光が当たらず、通気性のよいところです。高温多湿な場所もぜったいに避けるようにしましょう。 具体的に言えば、湿度の高い床下収納や押し入れなどは厳禁です。カビや虫が発生しやすく、たとえ賞味期限内であっても食べられなくなってしまう可能性があります。また、乾麺は他の香りを吸収しやすい性質があるので、化粧品や洗剤、石鹸など、香りの強い製品とは一緒に保管しないようにしましょう。
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