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アイリッシュウイスキーの伝統「ブッシュミルズ」
「ブッシュミルズ」というのは、そもそもアイルランドにあるウイスキーの蒸留所のこと。その設立は1608年までさかのぼることができ、現在では「最古の蒸留所」と呼ばれるほどの歴史を持っています。
アイリッシュウイスキーには、ピュアポットスチル、モルト、グレーン、ブレンデッドがあります。ピュアポットスチルはアイリッシュウイスキーだけのタイプです。ブッシュミルズでも過去にピュアポットスチルウイスキーを製造していましたが、現在はモルトウイスキーが主です。
ブッシュミルズの特徴
ブッシュミルズの400年もの歴史のなかで、いくつかの困難がありました。麦芽税の導入やアメリカの禁酒法などです。とくに、麦芽税の導入により、多数の蒸留所は税率を下げるため、未発芽の大麦やライ麦などを大麦麦芽に混ぜるなどの対策をとっています。
ところが、ブッシュミルズはあくまでも大麦麦芽(モルト)と3回蒸留にこだわり続け、モルトウイスキーを製造しています。1889年のパリ万国博覧会ではウイスキーで唯一の金賞を受賞したとされています。
3回蒸留のこだわりにより、ブッシュミルズのウイスキーはクセがなく軽やかで、フルーティな味わいが特徴です。
ブッシュミルズおすすめの飲み方
飲むタイミング
ウイスキーのような香りが強くアルコール度数が高いお酒は、基本的に食後酒として飲むことが多いです。とくにスコッチのような煙臭さのある独特な風味ならなおさらですね。
しかし、クセが少なく飲みやすいアイリッシュウイスキーであるブッシュミルズであれば、食事の邪魔をすることもないので食中酒として飲むのもおすすめです。
おすすめの飲み方
ストレートやロック、炭酸割りにしたハイボールでもおいしいブッシュミルズ。そのままウイスキー本来の味をシンプルに楽しむのもいいですが、クセが少なくすっきりしたアイリッシュウイスキーのブッシュミルズならカクテルもおすすめです。
特に有名なのはアイリッシュコーヒーですね。アイリッシュウイスキーをベースにしたカクテルで、コーヒー、生クリーム、砂糖が入った甘くまろやかな味わいです。ホットでもアイスでもおいしくいただけます。
ブッシュミルズの種類とおすすめウィスキー
1. ブッシュミルズ
ITEM
ブッシュミルズ オリジナル トリプル ディスティルド
¥1,598〜
内容量:700ml
※2021年1月28日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ブッシュミルズブランドのなかでもスタンダードな商品です。伝統の3回蒸留したモルトウイスキー原酒と、グレーンウイスキー原酒をブレンドしています。軽やかでスパイシーな香りとほのかな甘みがあり、後味はすっきりとしています。
ブッシュミルズのウイスキーのなかでもっともお手軽なウイスキーなので、まずどんなウイスキーか味見してみたいという方におすすめです。
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