5大シャトーのひとつ「マルゴー」とは?魅力や特徴を徹底解説

ワインはワンコインで買えるお手軽なものから100万円を超えるものまでさまざまです。今回は、高級ワインといわれるフランスのボルドーワイン「シャトー・マルゴ―」について、その味わいから歴史までを詳しく紹介していきます。

2018年5月7日 更新

フランスワインの女王「シャトー・マルゴー」とは?

ボルドー地方で造られるワインは、ブルゴーニュ地方のワインと並び称される高級ワインです。ボルドーワインはとくに「フランスワインの女王」と呼ばれますが、5大シャトーのなかでもシャトー・マルゴーワインは「もっとも女性的なワイン」とされています。

メドックの格付けでも第1級を獲得。数あるワインの銘柄でも歴史あるシャトー・マルゴーは、世界的にも名声あるワインで、数十年をかけて熟成したヴィンテージは高値で取引されています。

シャトー・マルゴーの特徴

シャトー・マルゴーが「もっとも女性的なワイン」と称される所以は、他をしのぐほどの華やかな香りと、滑らかな口当たりでしょう。味、香り、口当たり、総合して丸みがあるワインといった印象です。

シャトー・マルゴーはどの年代のものも最高級であることに間違いはないのですが、このワインは長期熟成に耐えうるワイン。年代物であればあるほど、ワインのタンニンがより丸みを帯びてまろやかになります。こうした熟成を楽しめるのも、シャトーワインならではでしょう。

ワイン造りに適した環境

フランスワインの一大産地ボルドーの北部に位置するメドック地区、さらにそのなかの「マルゴー村」がシャトー・マルゴーの生産地です。

ボルドーは温暖な海洋性気候かつ水はけのいい土壌をもっており、ワインのぶどう栽培の好適地。マルゴーのワイン造りには、それまでにないぶどうの栽培方法を取り入れるなど、革新的な方法が取られていました。古い伝統にとらわれないやりかたが、ぶどう栽培に適した風土と相まって最高級のワインを作り出しているのです。

シャトー・マルゴーの歴史

今でこそ「シャトー・マルゴー」の産地として広く知られているマルゴー村ですが、もともと穀物畑が主でした。転機は16世紀後半のこと。貴族ピエール・ド・レストナックが所有者となったのがきっかけ。18世紀にはフランス国王ルイ15世の愛妾として有名なデュ・バリー夫人が愛飲したことで知られています。

フランス革命期には所有者の処刑や亡命など、動乱によってシャトー・マルゴーの品質が低迷する時代を経ながら、やがて立て直し、革新的な手法を取り入れながら現在の地位にあります。1855年、パリ万国博覧会のメドックワイン格付けにおいて、シャトー・マルゴーは第1級に輝きました。
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