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圧倒的人気!「佐藤錦」の特徴と魅力
鮮やかな真紅色に輝き「赤いルビー」と呼ばれ、口に入れると甘い果汁がほとばしります。さくらんぼの中でダントツ人気の「佐藤錦(さとうにしき)」は、果樹王国と呼ばれる山形県でも特別な存在です。
果実は短心臓形で大きさは6グラム程度。大きければ大きいほどさくらんぼの味を堪能できるので、10グラム程度の大玉生産も行われています。果肉は比較的軟らかく、乳白色。食べ応えのある果肉と絶妙なしゃり感が上質の満足感を生みます。
佐藤錦の生い立ち
産地
佐藤錦を含むほとんどのさくらんぼを栽培をしているのは山形県。全国生産量の80%以上にもなります。その中でも最も生産量が多いのが水はけの良い東根市、天童市、寒河江市です。北海道、青森県、山梨県などでも栽培されています。
佐藤錦の誕生
山形県東根市の篤農家、佐藤栄助氏が「佐藤錦」の生みの親です。明治時代から大正時代にかけてさくらんぼの品種改良を重ね、日持ちはよくないけど味のいい「黄玉」と酸味は多いけど固くて日持ちのいい「ナポレオン」を掛け合わせ新しい新種を作りました。
その後、佐藤氏の友人、岡田東作氏によって日本を代表する品種に育てられます。生食用の需要が高まると、光沢のあるルビー色で見た目がよく甘くてジューシーな佐藤錦は、宅配便の普及とともに全国へと一気に広まっていきました。
名前の由来
苗木商の岡田東作氏により、交配育成を成し遂げた佐藤栄助氏の功績を讃えて「佐藤錦」と名付けられたそうです。砂糖のように甘いさくらんぼという意味を込めたという説もあります。
旬はいつ?値段は?
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