ライター : ayuren

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ヒマラヤ岩塩とは?

※画像はイメージです
ヒマラヤ岩塩とは、その名のとおり、ヒマラヤ山脈で採れた岩塩のこと。パキスタンやネパール、インドなどの岩塩鉱床から産出される岩塩の総称で、日本に輸入されているものの多くはパキスタンのケウラ岩塩鉱山で採れたものなんです。

産地によって味や成分が大きく異なるのもヒマラヤ岩塩の特徴。食用として以外にも、いろいろな使えるところが一般的な塩とは異なりますね。

ヒマラヤ岩塩の特徴は?

ヒマラヤ岩塩は、塩の結晶の格子数、岩塩に含まれる硫黄の種類、含有量などの作用によって、ピンク色や紫色、黒色、黄色などさまざまな色があります。

なかでも、パキスタン産のピンク色の岩塩は「ヒマラヤピンク岩塩」と呼ばれ、広く愛されています。ヒマラヤピンク岩塩は抜群のミネラルバランスと含有量を誇り、地球上で最高の塩とも言われているんです。

ミネラルたっぷりのヒマラヤピンク岩塩は、まろやかな味わいのなかに複雑な雑味を感じるのが特徴。一般的な食塩に比べると少しクセがあるので、好みが分かれるかもしれません。

一方で、黒色の岩塩は硫黄の成分が強く、独特の香りが特徴です。また、赤色の岩塩は鉄分を多く含み、甘みを感じることができます。

ヒマラヤ岩塩の色ごとの特徴&料理との相性

たくさんの種類があるヒマラヤ岩塩、そのなかでも代表的な3種類の色と特徴をご紹介します。

ピンク(ピンク岩塩)

淡い桜色が美しいピンク岩塩には、70種類以上の豊富なミネラルを含まれています。岩塩は色が赤いものほど塩辛さがなくなり、まろやかな旨味が感じられますよ。

岩塩は溶けにくいので、料理の最後に付け塩や振り塩として使うのがおすすめ。ステーキなどの肉料理や、天ぷら、魚料理、おにぎりにもよく合います。食用のほか、バスソルトとしても人気です。

黒(ブラック岩塩)

ヒマラヤに暮らすチベット民族やネパール民族が、秘薬として珍重してきたブラック岩塩。硫黄分が含まれており、独特の香りと味わいが特徴です。甘味と苦味を適度に感じることができ、肉や魚料理、カレー、サラダ、漬け物など、さまざまな料理に使えます。

硫黄の風味を生かして、ゆで卵につけて温泉卵のような風味を味わったり、バスソルトとして使って温泉気分を味わったりするのもおすすめです。

白(クリスタル岩塩、ホワイト岩塩)

※イメージ画像です
白い岩塩には、無色透明で希少価値の高い「クリスタル岩塩」と、透明度の低い角砂糖のような見た目の「ホワイト岩塩」があります。ナトリウム値が高く、雑味のないまろやかな塩味が特徴で、生野菜や焼き物、魚介類や甲殻類にもよく合います。
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