ライター : ☆ゴン

ショットグラスとはどんなグラスなの?

「ショットグラス」とは、お酒をストレートで飲むための小さなグラスのことで、ストレートグラスとも呼ばれます。外国映画のなかでよく見かける、ウイスキーやテキーラをあおるシーンで使われているグラスです。

ショットグラスの名前の由来

パブで逆さにしたウイスキーボトルから、注ぎ口のレバーを引いて1オンス注ぐことを、昔からワンショットと言っていました。英語で「発砲、発射」という意味の言葉。そこから1~2オンス入るグラスを、ショットグラスと呼ぶようになったそうです。

ショットグラスで飲むお酒や飲み方

ショットグラスは、一般的にアルコール度数の高い蒸留酒を、ストレートで飲むためだけのグラスというイメージが強いですね。しかしショットグラスで飲むお酒の種類に、特に決まりはありません。

日本酒のぐい呑みほどの大きさなので、常温のお酒や冷酒を飲むのに適したグラスです。そのほかにもラム酒やウォッカ、ジンなどをストレートで飲むのにもショットグラスがぴったり。焼酎の古酒や中国の老酒を、ちびりちびりと楽しむときにもおすすめしたいですね。

ショットグラスを選ぶこだわりの基準

グラスの材質で選ぶ

日本には温もりのある味わいの木や陶磁器のほか、素材によって味の変化を楽しめる金属など、変わり種グラスも多くあります。それでも洋酒を飲むときは、ガラス素材のショットグラスが一番人気。ガラスにはクリスタルと普通のガラスがあり、透明度が高く美しいクリスタルが特に好まれます。

透明感からクリスタルは硬いというイメージがありますが、じつはやわらかくて重く、ガラスのほうが硬くて軽いのです。そのためクリスタルグラスで飲むお酒のほうが、ガラス製グラスより味わいがまろやかに感じられます。

グラスの大きさで選ぶ

一番小さなショットグラスの容量は1オンス(約30ml)で、それをウイスキータンブラーに移すとシングルになります。一般的には30mlから60mlほどのショットグラスが人気。そのほかにカクテルにも対応する1ジガー(45ml)や、90mlほどの大きさのグラスもあります。

決まった量を計りながら飲みたいなら30ml、シングルでは物足りない、もっと飲みたいという人には60ml、ウイスキーだけでなく日本酒や焼酎も飲みたい人には、90ml以上入るショットグラスをおすすめします。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ