ノンアル飲料「ルートビアー」をご紹介!湿布の味がするのは原材料のせい!?

好きな人と苦手な人にはっきり分かれるルートビアー。ビアーと名がついているのでアルコール飲料と思われがちですが、大人から子供まで飲むことができる清涼飲料水です。沖縄地方で好まれている飲み物、ルートビアーについてご紹介します。

2018年10月26日 更新

ノンアルコール飲料「ルートビアー」

大人から子どもまで飲める清涼飲料水、ルートビアー。沖縄地方ではよく飲まれていますが、全国的にみると販売している店舗もごくわずか。原産国であるアメリカでは、国民的な飲み物として親しまれています。ただ。非常に個性的な味を持つため、日本人の間では好みが分かれる飲み物なんだとか。

今回は、ルートビアーの歴史や由来をはじめ、個性の強い味とその正体や、購入できる地域や店などもご紹介します。

ルートビアーってどんな飲み物?

ルートビアーは、19世紀中頃にアメリカで誕生したといわれている飲み物です。ビアーというからにはビール?と思われるかもしれませんが、炭酸の清涼飲料水。ノンアルコール飲料なんですよ。主成分は、ユリ目サルトリイバラ科のサルサパリラ。サルサパリラは熱帯地方の、薬効の多いつる性植物です。

サルサパリラやコリアンダーなどのスパイス類、ホップなどのハーブ類、シナモンやカバノキの樹皮、リコリスなどの木の根、ハチミツなども使われています。コーラのような色合いをしていますが、味に特徴があり、薬のような、湿布のような味と表現されることもあります。

けれども、一度ハマるとクセになる味であることも確か。ルートビアー発祥の地アメリカでは、飲料市場で3%のシェアを占めており、ルートビアー味のお菓子も人気です。アメリカでは、大人から子供まで親しまれている味ということがわかりますね。

ルートビアーの由来

ルートビアーを英語で書くと「root beer」となり、植物の根の発酵性飲料という意味を持ちます。歴史は古く、ルートビアーの元となった飲み物が誕生したのは18世紀頃といわれています。農場主たちが作った低アルコールハーブ飲料がはじまりという説や、ネイティブ・アメリカンが発酵させたササフラスの皮や根にシロップなどで味付けし、飲んでていたものが元となった、という説がありますが、いずれにしろ、古くからアメリカで愛飲されている伝統的な飲み物です。

日本では沖縄県や小笠原諸島でよく飲まれ、馴染みのある飲み物なんです。沖縄は大戦後、長くアメリカに占領されていたという歴史的背景のほか、米軍基地内では常時販売されているようで、基地開放のイベントの際に口にする機会も多いようです。

沖縄以外にはあまり広まっておらず、購入できる店は沖縄地方の物産展やアンテナショップとなりますが、近年、一部の酒屋やスーパーなどでも取扱われています。

ルートビアーは「サロンパス」の味がするってホント?

湿布「サロンパス」のような味、と表されるルートビアー。なぜ湿布と表現されるのか。その理由は原料にあります。ルートビアーは多くの原料がブレンドされていますが、原料にトウリョクジュとカバノキも使われています。トウリョクジュとカバノキに含まれているのが、湿布の材料ともなるサリチル酸メチル。ルートビアーには湿布と同じ原料が使われているのです。

湿布のような味、という表現でわかる通り大変クセがあるため、好みがはっきり分かれます。けれども、初めて飲んだ時は衝撃を受けたけれど、飲んでいるうちに好きになったという方も多いようです。
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kinako

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