抗炎症作用

リコリスに含まれるグリチルリチンという成分には、炎症を抑える作用があります。関節炎や気管支炎などの慢性的な症状の緩和にも役立つのだとか。 のどに良いとして本場で親しまれているのはこれが理由だったのですね。現地では、のど飴のような感覚で普段から持ち歩いている人も多いそうですよ。

抗アレルギー作用

リコリスに含まれるグリチルリチンには、アレルギーを緩和する作用もあるとされています。昔から、リコリスは咳に効くハーブとして、漢方の世界では古くから知られていたのだそうです。 リコリスには痰を取り除く作用があるため、まずは痰を取り除き、炎症を抑えて咳を治してくれるのだとか。風邪を引いても咳だけが残るという人も多いと思いますが、そんな時はハーブティーなどでリコリスを試してみたいですね。 さらに、気管支炎やアトピー性皮膚炎などの慢性的な症状はもちろん、花粉症などの季節に左右される症状にも良いとされています。毎年花粉症に悩まされているけれど、薬には頼りたくないという人は、ぜひリコリスを試してみてはいかがでしょうか。

デトックス

リコリスには体内の毒素を排出してくれるデトックス作用があります。「デトックス」と聞くとついつい手に取ってしまうという女性も多いのではないでしょうか。 体内の毒素が排出されることで、血流が良くなり、便秘改善や冷え性解消、免疫力の向上など、うれしい効果が盛りだくさん。女性に限らず、男性にもリコリスはおすすめです。 また、身体面でのデトックスだけでなく、リコリスにはストレスに対するホルモンの生成を促す作用もあるため、メンタル面でのデトックス効果も期待できるのだそうです。 なんだか、これまでのリコリスに対するイメージからがらりと印象が変わってきますね。では、気をつけるべきことはあるのでしょうか。

リコリスの副作用・注意点

その黒々とした見ためとは裏腹に、さまざまな効果が期待できるリコリス菓子ですが、食べる際はいくつか注意点があります。

副作用として、頭痛や嘔吐、高血圧、不整脈や心臓発作などが挙げられており、なかでも高血圧はもっとも多い副作用なのだそうです。

そのため、小さなお子さんや妊婦、授乳中の人は控えるよう記載がある商品もあります。ですが、いずれにしても食べ過ぎた場合ですし、リコリスは薬ではないので、それほど過剰に心配する必要はないでしょう。

ちょっと気になる!リコリス菓子を通販で

HARIBO「シュネッケン」

ハリボ・ラクリッツ・シュネッケン
クマ型のグミで有名なHARIBO社のリコリスグミです。「リコリスといえばやっぱりこのうずを巻いたグミタイプでしょ!」という人にはおすすめです。

少しずつ伸ばして食べるのが本場の食べ方だそうですよ。料金がほかのリコリスと比べて安いのも良いですね。

カッチェス「カッチェン」

ドイツ土産の定番ともいわれるこちらのリコリス。天然のリコリスの根より抽出したリコリスエキスを使用し、脂肪分ゼロの100%ナチュラルなソフトキャンディーです。
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