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定番の駄菓子のひとつ、『モロッコヨーグル』を覚えていますか?誰しもが一度口にしていながら、作り方や材料を知る人は少ないという謎の多いお菓子です。今回はそんなモロッコヨーグルの名前の由来や作り方など、正体に迫ろうと思います。

懐かしの駄菓子「モロッコヨーグル」

昔はあなたもよく食べたのではないでしょうか。今も売られているにもかかわらず、郷愁を誘うあのお菓子、「モロッコフルーツヨーグル」を。1個あたり20円で販売されていて、小さいカップに詰められたヨーグルを、木べらで掬い取って食べる。幼い頃の楽しみだったという人は多いのではないかと思います。

それにしても、今改めて思うのは、ヨーグルとは何だったのかということ。ヨーグルトのようで、そうではなかったという気もしますし、甘く、やや酸味が効いていて、どこかざらざらとした食感だった気もします。正体を知りたいと思ったことがあるのは、筆者だけではないはずです。

名前の由来

まず気になるのは、なぜモロッコという言葉が名前に入っているのか。その理由はどうやら、「ヨーグルトにあやかった」ということのようです。

ブルガリアといえば、言わずと知れたヨーグルトで有名な国。そのブルガリアと同じく地中海沿岸近くにある国ということで、モロッコという言葉を名前に入れた。通説では、これが理由とされています。

ただ実のところ、ブルガリアとモロッコ、かなり距離があります。ブルガリアはヨーロッパ南東に位置する黒海の西に位置しますが、モロッコはアフリカ大陸北西部に存在しているのです。地中海繋がりと言えば繋がっているのですが、なんというか、ギリギリのチョイスですね。

いわば雰囲気優先のネーミングであって、何となく「モロッコっぽい」という思いつきでつけたのかもしれません。確かにモロッコヨーグルを眺めていると、「…モロッコっぽい……かも?」という気がしてきます。キャップの象のイラストにもモロッコ感があるような?

「モロッコヨーグル」ってヨーグルト?

モロッコヨーグルはヨーグルトではありませんし、乳製品ですらありません。あれはあくまでヨーグルであってヨーグルトではないのです。では一体ヨーグルの成分とは何なのでしょうか。

ヨーグルの主原料は、グラニュー糖とショートニング。このふたつを同量混ぜ合わせると、ヨーグルらしきものができあがります。そこに香料と酸味料を加えれば完成です。

作り方は簡単ですが、それが何十年も愛される味となっているのですから、これは偉大な発明です。そういえば、同じような食感の食べ物を挙げようとしてもなかなか思い浮かびませんね。単純で、しかし替えのきかないものだからこそ、支持を得ているとも考えられます。

ジャンボヨーグルとは?

もしかすると、小さなお菓子であるモロッコヨーグルに対して、物足りないという印象をもっている人もいるかもしれませんが、大容量の商品も存在しています。通常のモロッコヨーグルが6gなのに対して、「ジャンボヨーグル」は62gもあるのです。売値は200円程度ということで、量も値段もほぼ10倍です。

子供の頃、モロッコヨーグルを食べ終えるたび、「もっと食べたいのに…」と思った覚えはありませんか?その夢を現実のものとした商品こそジャンボヨーグル。これを初めて見た人の多くが、「いや、あればいいとは思ったけども…!」と思ったのではないでしょうか。

これを食べ切るのはけっこう大変です。本来、ちょこっと食べてちょうどよい駄菓子なので、これだけの量となるとすんなりとはいきません。完食するまでに相応の時間がかかるでしょう。

ただし、「三度の飯よりモロッコヨーグルが好き!」という方ならその限りではないでしょう。口いっぱいにヨーグルをほおばる幸せを、思う存分堪能できるに違いありません。

モロッコヨーグルのあたりの確率

駄菓子には当たり付きのものがたくさんありますね。そして、モロッコヨーグルも例外ではありません。当たりを探すというのも、駄菓子を食べるという遊びの醍醐味と言えます。

そこで気になるのがモロッコヨーグルの当たりの確立ですが、これは75個中15個です。割合を計算してみると15÷75=0.2なので、20%となります。そこそこ高い確率なので、買っているうちに何個かは当たりが出てもおかしくありません。

ただ、ヨーグルというのはいくつか食べれば十分というか、食べ飽きてしまうこともある駄菓子なので、連続して当たりが出続けた場合、嬉しさも中くらいという気分になるかもしれません。段々と、「何でまた当たる…」という気分になる可能性もあるでしょう。

もう食べられないとしても、せっかく出た当たりをムダにする必要はありません。未開封のヨーグルと引き換えたら家へ帰って、またあの味が恋しくなったとき、ふたを開ければいいのですから。

モロッコヨーグルのおいしい食べ方

世の中には、モロッコヨーグルをペースト状のクリームだと考え、新しい食べ方を実践している人が大勢います。

有名なアイデアに、トーストに塗って焼いて食べるというものがあります。原材料がグラニュー糖とショートニングなので、想像するだけでも合いそうです。ちょっと変わったジャムのように扱えるのでしょう。

また、クラッカーにはさんでみるのもおいしそうです。そういう駄菓子がすでに存在していてもおかしくくらい完成度の高い味を楽しめるとか。

さらに、本物のヨーグルトに混ぜるという食べ方を試している人もいます。これ、意外にいけるらしく、ヨーグルを砂糖の代わりとして混ぜる人が増えているとのこと。

モロッコヨーグルの作り方

先にも書いたように、モロッコヨーグルは簡単に自作できます。

材料はグラニュー糖とショートニングを同量と香料。これらを混ぜて、15分間ミキサーで攪拌すれば完成です。香料を工夫したりショートニングの量を調節したりすれば、自分好みのモロッコヨーグルを作ることができるでしょう。

ただし、ショートニングは油なので、後片付けはやや大変です。また、大量のモロッコヨーグルを作った場合、食べきるために使う時間はきっと膨大なものとなります。自作の楽しみはありますが、あとが色々大変なので、素直に買うほうがいいかもしれません。

おわりに

今回、モロッコヨーグルの正体について買いてみましたが、どうでしたか?

よくわからないという点もあの駄菓子の特長ではありますが、謎の一部が明らかになったくらいでは、あの懐かしくも不思議なモロッコヨーグルの魅力が損なわれたようには感じられないはず。これからも愛され続けるであろうモロッコヨーグル、今日あたり、ひさしぶりに買いに行ってみてはいかがでしょうか。

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