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懐かしの駄菓子「モロッコヨーグル」
昔はあなたもよく食べたのではないでしょうか。今も売られているにもかかわらず、郷愁を誘うあのお菓子、「モロッコフルーツヨーグル」を。
1個あたり20円で販売されていて、小さいカップに詰められたヨーグルを、木べらで掬い取って食べる。幼い頃の楽しみだったという人は多いのではないかと思います。
それにしても、今改めて思うのは、ヨーグルとは何だったのかということ。ヨーグルトのようで、そうではなかったという気もしますし、甘く、やや酸味が効いていて、どこかざらざらとした食感だった気もします。正体を知りたいと思ったことがあるのは、筆者だけではないはずです。
1個あたり20円で販売されていて、小さいカップに詰められたヨーグルを、木べらで掬い取って食べる。幼い頃の楽しみだったという人は多いのではないかと思います。
それにしても、今改めて思うのは、ヨーグルとは何だったのかということ。ヨーグルトのようで、そうではなかったという気もしますし、甘く、やや酸味が効いていて、どこかざらざらとした食感だった気もします。正体を知りたいと思ったことがあるのは、筆者だけではないはずです。
製造元は
開発・製造元は大阪市西成区のサンヨー製菓株式会社です。もともと、サンヨー製菓株式会社はチョコレート菓子が主力の菓子メーカーでした。しかし、夏場になるとチョコレート菓子を作ることはできず、売り上げもガクッと落ちてしまいます。
そこで先代社長が考えたのが、夏場でも食べやすい甘酸っぱいヨーグルト味のお菓子。1961年に発売されて以降、モロッコヨーグルは今でも愛される駄菓子になりました。
現在はサンヨー製菓以外にも、ダイケン製菓所、イトウ製菓などはモロッコヨーグルを製造しています。
そこで先代社長が考えたのが、夏場でも食べやすい甘酸っぱいヨーグルト味のお菓子。1961年に発売されて以降、モロッコヨーグルは今でも愛される駄菓子になりました。
現在はサンヨー製菓以外にも、ダイケン製菓所、イトウ製菓などはモロッコヨーグルを製造しています。
名前の由来
まず気になるのは、なぜモロッコという言葉が名前に入っているのか。その理由はどうやら、「ヨーグルトにあやかった」ということのようです。
ブルガリアといえば、言わずと知れたヨーグルトで有名な国。そのブルガリアと同じく地中海沿岸近くにある国ということで、モロッコという言葉を名前に入れた。通説では、これが理由とされています。
ただ実のところ、ブルガリアとモロッコ、かなり距離があります。ブルガリアはヨーロッパ南東に位置する黒海の西に位置しますが、モロッコはアフリカ大陸北西部に存在しているのです。地中海繋がりと言えば繋がっているのですが、なんというか、ギリギリのチョイスですね。
ちなみに、フタや箱に描かれているゾウのイラストはモロッコとは関係がありません。「ゾウのように強くやさしくたくましく育ってほしい」「親子仲良く」という願いを込めてデザインされたものです。
ブルガリアといえば、言わずと知れたヨーグルトで有名な国。そのブルガリアと同じく地中海沿岸近くにある国ということで、モロッコという言葉を名前に入れた。通説では、これが理由とされています。
ただ実のところ、ブルガリアとモロッコ、かなり距離があります。ブルガリアはヨーロッパ南東に位置する黒海の西に位置しますが、モロッコはアフリカ大陸北西部に存在しているのです。地中海繋がりと言えば繋がっているのですが、なんというか、ギリギリのチョイスですね。
ちなみに、フタや箱に描かれているゾウのイラストはモロッコとは関係がありません。「ゾウのように強くやさしくたくましく育ってほしい」「親子仲良く」という願いを込めてデザインされたものです。
ITEM
モロッコヨーグル 60付
¥1,035〜
メーカー:サンヨー製菓株式会社
※2021年2月22日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ほとんどが手作業
かわいらしいプラスチック容器の中に入ったモロッコヨーグルですが、実は今もほとんどが手作業で作られています。ヨーグルの中身をプラスチック容器に流し込み、カラフルなフタをのせていくのは機械ですが、それ以外はすべて手作業。
ヨーグルを混ぜ合わせ、プラスチック容器を並べる作業、フタを付け終わったヨーグルトを箱に並べて整える作業、これらは職員の手で行われます。
これでも一日およそ6~7万個のモロッコヨーグルが出荷されているというから驚き。私たちが何気なく食べているモロッコヨーグルは、製造会社の愛情によって支えられているものだったのですね。
ヨーグルを混ぜ合わせ、プラスチック容器を並べる作業、フタを付け終わったヨーグルトを箱に並べて整える作業、これらは職員の手で行われます。
これでも一日およそ6~7万個のモロッコヨーグルが出荷されているというから驚き。私たちが何気なく食べているモロッコヨーグルは、製造会社の愛情によって支えられているものだったのですね。
「モロッコヨーグル」ってヨーグルト?
モロッコヨーグルはヨーグルトではありませんし、乳製品ですらありません。あれはあくまでヨーグルであってヨーグルトではないのです。では一体ヨーグルの成分とは何なのでしょうか。
ヨーグルの主原料は、グラニュー糖とショートニング。このふたつを同量混ぜ合わせると、ヨーグルらしきものができあがります。そこに香料と酸味料を加えれば完成です。
作り方は簡単ですが、それが何十年も愛される味となっているのですから、これは偉大な発明です。そういえば、同じような食感の食べ物を挙げようとしてもなかなか思い浮かびませんね。単純で、しかし替えのきかないものだからこそ、支持を得ているとも考えられます。
ジャンボヨーグルとは?
もしかすると、小さなお菓子であるモロッコヨーグルに対して、物足りないという印象をもっている人もいるかもしれませんが、大容量の商品も存在しています。通常のモロッコヨーグルが6gなのに対して、「ジャンボヨーグル」は62gもあるのです。売値は200円程度ということで、量も値段もほぼ10倍です。
子供の頃、モロッコヨーグルを食べ終えるたび、「もっと食べたいのに…」と思った覚えはありませんか?その夢を現実のものとした商品こそジャンボヨーグル。これを初めて見た人の多くが、「いや、あればいいとは思ったけども……!」と思ったのではないでしょうか。
これを食べ切るのはけっこう大変です。本来、ちょこっと食べてちょうどよい駄菓子なので、これだけの量となるとすんなりとはいきません。完食するまでに相応の時間がかかるでしょう。
ただし、「三度の飯よりモロッコヨーグルが好き!」という方ならその限りではないでしょう。口いっぱいにヨーグルをほおばる幸せを、思う存分堪能できるに違いありません。
子供の頃、モロッコヨーグルを食べ終えるたび、「もっと食べたいのに…」と思った覚えはありませんか?その夢を現実のものとした商品こそジャンボヨーグル。これを初めて見た人の多くが、「いや、あればいいとは思ったけども……!」と思ったのではないでしょうか。
これを食べ切るのはけっこう大変です。本来、ちょこっと食べてちょうどよい駄菓子なので、これだけの量となるとすんなりとはいきません。完食するまでに相応の時間がかかるでしょう。
ただし、「三度の飯よりモロッコヨーグルが好き!」という方ならその限りではないでしょう。口いっぱいにヨーグルをほおばる幸せを、思う存分堪能できるに違いありません。
ITEM
サンヨー製菓 ジャンボヨーグル
¥190
内容量:24個
※2018年7月29日時点
価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
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