ライター : tyomo112

信州の魅力がつまったお菓子屋さん

南信州の地で、農家の方々とひとつになり「栗」に注目して、お菓子を作っている工房があります。その背景には「信州伊那栗」が南信州を代表する素材のひとつとなるように、との願いが込められています。 そこでつくられている「信州伊那栗」を使ったモンブランが、観光客にも、地元の方にも大人気で、話題を呼んでいるそう! 洋菓子も和菓子も作っている「信州里の菓工房」とはどんな工房なのでしょうか?
道の駅「花の里いいじま」に隣接するこちらの店舗「信州里の菓工房」。 ガラス窓が大きく、外の景色を楽しみながらお菓子を選べるショップは、とても気持ちのいい空間になっています! 手土産から日持ちのする贈答菓子まで特産品を使った長野土産も十分そろう、地元のお菓子屋さんです。
シンプルで真新しい建物は、オープンテラスのあるカフェ付きでカフェは連日ほぼ満席! テレビ番組『マツコの知らない世界』で紹介されたこともあり、多くの観光客やお客さんでにぎわっています。

季節のケーキが絶品!

こちらが11月末までしか食べることのできない名物の「できたてモンブラン」。 オーダーを受けてから絞る信州伊那栗のペーストはしっとり濃厚で和栗ならではの繊細の味と香りが楽しめます。1時間以内ならテイクアウトもOKとのこと。
フォークですくうと、この繊細さ。中には甘さ控えめのメレンゲとクリームが入っていて、食感もサクサクです!軽いので見た目のボリュームとは違い、一人でもペロリと食べられてしまう逸品になっています。

和菓子だって負けていません!

和菓子で人気なのが、「柿」を使ったお菓子。 2006年に地域ブランドとして登録された南信州を代表する特産品「市田柿」を使用した和菓子は、お土産にも大人気です。
柿とチョコ?と聞いて驚くかもしれませんが、こちらはチョコレートコーティングされた柿の中にも栗きんとんと栗焼酎を使ったガナッシュがたっぷりの和菓子、「フリュイショコラ」。 甘さ控えめのチョコに、濃く濃厚な市田柿は大人向けのお菓子です。 独自性を感じる干し柿、栗きんとん、チョコのコラボレーションにハマる人も多いのだとか。
「フリュイショコラ」に並ぶ、市田柿を使用した人気商品、「軒のひなた柿」。 干し柿の中でも、大きさ、形ともに最も優れたものだけを厳選して作られており、土づくりからこだわった市田柿を丸ごと一つ使い、栗きんとんを包んだ最上級のお菓子になっています。
インパクトも十分なこちらは、3月中旬までの限定商品「市田柿のミルフィーユ」。 市田柿に、バターとりんごを加えた栗きんとん、柚子チーズを重ね、さっくりとした食感は他では味わえないおいしさになっています。
信州特産の「栗」と「柿」。どちらの素材もを引き立たせたお菓子をつくる「信州里の菓工房」で洋菓子と和菓子を堪能してみては?

店舗情報

・住所:長野県上伊那郡飯島町七久保2513-2 ・TEL:0265-86-8730  ・営業時間:9:00〜19:00 ・定休日:年中無休 ・参考URL:http://shinsyusatonokakoubou.co.jp/index.php
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