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春が来た!「桜餅前線」もやって来た!
少しずつ冬の寒さが緩んできたこの頃、桜の開花が待ち遠しい季節です。しかし!各コンビニにはすでに「桜餅前線」が到達していますよ!
ずらりと並んだ薄桃色鮮やかな桜餅。ああ、今年も春が来たと思う瞬間です。
今回はコンビニ4社の桜餅を食べ比べています。各社それぞれに特徴的なので、このレポートを参考にみなさんの好みに合わせて購入してみてはいかが?
1. セブンイレブン「桜の花香るさくらもち」
まずはセブンイレブンの「桜の花香るさくらもち」(130円)をピックアップ。
特徴としては、桜の葉は巻いておらず、代わりに桜の花の塩漬けが上に乗っています。
ピンクのお餅はもち米の粒をよく練り潰した感じのねっとりした食感で、中にはあっさりした口あたりのこしあんが入っています。
あんの量がほどよく、お餅とのバランスが良くて食べやすかったです。
おそらく、桜の葉はそもそも香りだけ楽しんで外すものという考えが一般的なので、葉を剥がす手間を省いた結果、このスタイルになったのかと思います。ただ、その分桜餅としてのビジュアルと味わいに、ややインパクトが欠ける印象です。
2. ローソン 「桜餅こしあん」
お次はローソンの「桜餅 こしあん」(140円)です。
桜の葉にくるまれたしっかり食感のお餅に、塩気の強いこしあんが包まれています。香り、塩気、甘みのバランスに「桜餅を食べているぞ!」という主張を強く感じました。
すこし置いておくとお餅が硬くなってしまうので、買ったらなるべく早く食べることをオススメします。
3. サンクス「さくら餅」
今回ご紹介するなかで唯一カップタイプなのが、サンクスの「さくら餅」(250円)です。
パフェカップに浮かんだピンクの餅ボールが特徴的で、桜の葉はその下にそっと置かれています。粒感が残る白玉のようなお餅とあっさりこしあんを合わせて食べる、新しい形の桜餅風スイーツです。
ただ、ほかの桜餅と比べて倍近くの値段を考えると、もうひと工夫必要かなとも感じました。
とはいえ、サンクスはスイーツに対して「攻めの姿勢」を常に持ち続けているので、そのスピリッツにはいつも感心させらます。このパターンで、来年もいっそう“攻め”た桜餅が登場することを期待したいです。
4. ファミリーマート「なま桜もち」
最後にレポートするのはファミリーマートの「なま桜もち」(130円)。
ほとんど大福に近い“もちもち感”が強いタイプのお餅が桜の葉にくるまれています。
中身が、粒あん&生クリームという構成が斬新です。そもそも餡子に生クリームが合うというのはあんぱんなどで実証済みなので違和感はありません。しかし、お餅があまりにも和テイストなので、相性と組み合わせに疑問を感じてしまう人もなかにはいるでしょう。
総評
今回のコンビニ「桜餅」食べ比べ!正直どれが一番おいしいというほどの大差はなく、どれも他社製品を事前にリサーチしたかのように、僅かながらそれぞれに個性があって楽しかったです。
今回は冷蔵タイプの道明寺桜餅を食べ比べてみましたが、常温タイプの長明寺も各社で見かけたので、そちらも食べ比べてみたいと思いました。
*道明寺…桜餅の種類のひとつ。関西風で、お餅と餡子を桜の葉でくるんだもの
*長命寺…桜餅の種類のひとつ。関東風で、薄皮生地で餡子を巻き、さらに桜の葉でくるんだもの
さあ、もうすぐ花見の時期ですよ。みなさん、おやつには桜餅をコンビニでゲットして花見のお供にしてみては?盛り上がること間違いなし!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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