ライター : あまい けいき

スイーツ専門家

コンビニスイーツにチョコレート革命到来!?

フィナンシェ、マカロン、カヌレ…本格的なフランス菓子を次々と送り出し、もはやパティスリー化している昨今のコンビニがとうとうショコラティエに!? 今回この「チョコレートマニアも関心を寄せる」コンビニプライスなのに本格的なボンボンショコラにも劣らないクオリティーの、FamilyMart新作『Chocolateガナッシュシリーズ』をご紹介します。

リーズナブルな2個入り200円台のボンボンショコラ

FamilyMart『Chocolateガナッシュチョコ&フランボワーズ(258円)』 。見た目はどこにでもあるボンボンショコラ、でも値段を見る限りそれ1個分?いや、それよりも安い。この価格でクオリティーは期待しないのだが、まさかの…、これがまさかの…!?

まずはChocolateガナッシュ「チョコ」から実食だ!

煌めくダイヤモンドを形どった高級感のあるビジュアル。(どれどれ?)と一口食べて驚きが駆け抜ける! 少し常温でチョコレートを落ち着かせておいたのもあり、カリッ♪ と噛むとまず中からプレーンガナッシュ、これが口の温度で瞬間的にすーっと溶けだす。(いいねぇ♪) 更に追いかけるコーティングのチョコがこれまた見事な口溶け。サイトの商品説明にある「5種類のカカオ豆(アイボリーコースト、ガーナ、ドミニカなど)をブレンド」になるほど!と納得、口溶けと共に香るアロマはまるで本格的なボンボンショコラを食べているような満足感!

そしてChocolateガナッシュ「フランボワーズ」で悶絶…

ここまでは「コストパフォーマンス」を除いたら想定の範囲内。それがフワンボワーズになるとそうもいかない…が、このChocolateフランボワーズは凄い!「チョコ」の方よりも大ぶりで、上から見ると楕円形にアートが描かれている。 (実食!)とろ~んっ♪と溶けだしたフランボワーズソース!誰にでも食べやすい柔らかな酸味が、コーティングのチョコと共に見事なマリアージュ!個人的に角が立った酸味が好きではないのでこれはとても好みストライクでした!

Chocolateガナッシュ チョコ&キャラメル 258円

「チョコ」は先ほどの物と同じく、さーぁ、個人的に大好きなキャラメルガナッシュ入りの方をいただきます!これまた極上の口溶け、もう説明のいらない美味しさに大満足。
きっとそこらの高級ショコラティエで買ってきたボンボンショコラと、目隠しして効きチョコレートしてもきっとこっちがコンビニのチョコレートだって当てられないと思います。

【まとめ】 「ショコラ」とも「ボンボン」とも名乗らないのは?

どうしてこの値段でここまでの美味しさにできるのか?不思議ですが、とにかく言える事は「コンビニスイーツの技術革新」によるものかと。 ここまで本格的なのにあえてボンボンショコラと名乗らない理由は?ショコラとはフランス語でチョコレートの意、ボンボンとは同じくフランス語で一口サイズの砂糖菓子(中に詰め物をしたショコラ)の意、つまり…日本のコンビニエンスストアで生まれた物だから「Chocolate(チョコレート)」なのですね。 ならば「ガナッシュ」は?フランス語で溶かしたチョコレートに生クリームを混ぜこんだ物の意…これに代わる用語がないからでしょうね(笑) コンビニメイドの本格チョコレート!仕事終わりのご褒美タイムに、作業の合間のホッと一息つきたいときに、ファミマの『chocolate ガナッシュ』でワンランク上の幸せを感じてみては?
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