ライター : Ayaka Kimura

フリーランスライター・カメラマン

市販のあんぱん、もっとおいしく食べる方法はある?

Photo by Ayaka Kimura

人気菓子パンのひとつであるあんぱん。老舗パン屋の「木村屋」が、明治天皇・皇后両陛下に献上するために作ったのが始まりといわれています。

今やパン屋さんだけでなく、スーパーやコンビニでも気軽に購入できるあんぱんですが、「もっとおいしく食べる方法が知りたい!」「そのまま食べるのに少し飽きてきた」という人も多いのではないでしょうか。

そこでの記事では、パンシェルジュ検定2級を取得する筆者が、あんぱんのおいしい食べ方を5つ紹介します!簡単にできるアレンジだけを厳選したので、ぜひ試してみてくださいね。

《1》焼く

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あんぱんをフライパンで焼き、和菓子風にアレンジしてみました。フライ返しで押し付けるようにして、生地とあんの隙間を埋めるように焼くのがコツです。今回は和菓子っぽくに仕上げるためにごま油を使っていますが、バターやマーガリンを使ってもおいしくなります。

ひと口かじった瞬間、ごま油の良い香りがふわっと広がり、まるでごま団子のよう。パン生地が油を吸うことで、普通のあんぱんでは味わえないさくさく食感が楽しめるのもポイントです。

ちょっとしたおもてなしやおやつにぴったりでしょう。和菓子好きな人や、いつもと違う食感を楽しみたい人はぜひ一度試してみてください、

《2》つぶす

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生地とあんの隙間を埋めるようにつぶして食べるのもおすすめ!「せっかくのパンを潰してしまって大丈夫?」と不安に思う人も多いかもしれませんが、味は損なわれません。むしろ「パンとあんこがちょうど良い塩梅に一体化して、口の中の水分が奪われない」と、登山家を中心にSNSで話題になっています。

ふわふわ食感はなくなってしまうものの、どこをかじってもあんこにたどり着くのが嬉しいポイント!まるでせんべいのように気軽に食べられるので、おやつにも最適でしょう。

「最初から最後まであんこを味わいたい」「いつもと違う食感のあんぱんを楽しみたい」という人におすすめです。手でつぶすだけで調理器具なども必要なく、気軽にできるのでぜひ試してみてください。

《3》クリームチーズをプラスする

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あんぱんを半分に切ると、生地とあんの間に若干の隙間があります。そこにコクのあるクリームチーズを入れ、「クリームチーズあんぱん」にアレンジしてみました!クリームチーズは硬すぎずやわらかすぎないため、サンドしやすいでしょう。子どもと一緒に作っても楽しそうです。

ほど良い酸味と塩味のあるクリームチーズが、甘いあんことよく合います。さっぱり感がプラスされるため、あんぱんを食べている途中の味変に使うのもおすすめです。

「チーズが好き」「ずっしりとしたあんぱんに少しだけさわやかさをプラスしたい!」という人はぜひ試してみてください。

《4》バターをサンドする

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あんバター人気の波にのって、市販のあんぱんにバターをサンドしてみました。あんぱん半分に対して、バターは10gほどが目安です。常温で食べるのももちろんおいしいですが、電子レンジやオーブンでバターが少し溶けるまで温めるのもおすすめ!じゅわっと広がるバターの風味が楽しめますよ。

クリームチーズより、バターのほうが少し塩味が強い印象です。甘いものが苦手な人でも食べやすいでしょう。

「背徳感のあるあんぱんアレンジを試してみたい!」「話題のあんバターを自宅で気軽に楽しみたい」という人におすすめのちょい足しアレンジです!ぜひ試してみてくださいね。

《5》きなこをつける

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あんぱんを途中で味変して楽しみたい人にぴったりなのが、きなこをつける食べ方です。ほんの少しきなこをプラスするだけで、いつものあんぱんがぐっと和菓子っぽい味わいになります。つけすぎるとむせてしまったり、粉っぽくなったりするので、きなこの量は適宜調整しましょう。

甘さ控えめなきなこを組み合わせることで、あんこの甘みが引き立ちます!クリームチーズと同様、あんぱんを食べている途中の味変に使用しても良いでしょう。

ついついあまりがちなきなこを活用できるのは嬉しいですよね♪「あんぱんを気軽に味変したい」「和菓子っぽいアレンジを楽しみたい」という人におすすめです。
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