新規発行の場合は即時審査に対応している

Amazonの新カードを新規発行する際には、最短5分の即時審査に対応しています。審査時間は審査内容や時間帯によっても変わりますが、スピーディーに審査してもらえるのがメリットですね。

ただし、即時審査を申し込む際は「ETCカード」と電子マネー「iD」の同時申し込みができず、別途申し込みが必要です。

審査が完了すると仮カードがAmazonアカウントに登録されるため、本カードが届く前でもAmazonでの買い物にすぐ使えます。

Amazonゴールドカードから新カードに移行するデメリット

Amazonゴールドカードと新カードを比較すると、いくつかデメリットとなる点もあります。メリットとあわせて確認し、どのような点が違うのか把握しておきましょう。

プライム特典は付帯しない

Amazonゴールドカードにはプライム特典があり、別途登録をしなくてもプライム会員のサービスを受けられました。しかし、新カードにはプライム特典がないため、別途登録が必要です。

プライム会員になるには、月額600円(税込)または年額5,900円(税込)がかかります。

ただ、Amazonゴールドカードは年会費が11,000円(税込)かかる一方で、新カードは年会費が無料。比較すると支払う金額は安いです。これまで払っていた年会費を、プライム会員費にあてると考えるのもよいかもしれませんね。

まずはプライム会員の特典をあらためて見直し、会員登録が必要かどうかを検討してみるのがおすすめです。

Amazonでのポイント還元率が最大2%になる

Amazonでのポイント還元率アップを目的に、Amazonのクレジットカードを持っている方は多いのではないでしょうか。旧カードのAmazonゴールドカードでは2.5%という高い還元率が魅力でしたが、新カードでは2%または1.5%となっています。

しかし、ポイント還元率は下がっているものの、必要な会員費は新カードのほうが安いです。プライム非会員向けの「Amazon Mastercard」に関しては、プライム会員費もかからないため無料で使えます。

Amazonでそこまで頻繁に買い物しない方や、買い物の頻度に波がある方でも、Amazon用のカードとして持っておくメリットはあるでしょう。
カードAmazonでのポイント還元率必要な会員費
Amazonゴールドカード(旧カード)2.5%年会費:11,000円(税込)
Amazon Prime Mastercard2%プライム会員費:月600円(税込)
または年5,900円(税込)
Amazon Mastercard1.5%なし

利用可能枠の最低金額がダウンする

クレジットカードの利用可能枠は、新カードのほうが最低金額が低くなっています。Amazonゴールドカードの利用可能枠は50万円〜200万円でしたが、新カードは10万円〜200万円です。

新規申し込みをすると、利用可能枠が10万円からスタートする場合があります。この点はAmazonゴールドカードを継続的に使っていた方よりも、これから新しくカードを作る方に影響が出る点といえるでしょう。

「マイ・ペイすリボ」のポイント還元特典がなくなる

「マイ・ペイすリボ」はリボ払いサービスです。Amazonゴールドカードには、「マイ・ペイすリボ」の設定によるポイント還元がありました。

新カードでは、「マイ・ペイすリボ」を設定してもポイント還元はありません
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