ライター : METLOZAPP

Webライター / ボーカリスト

目次

小見出しも全て表示 閉じる 開閉

1人暮らしからプロ料理人まで!片手鍋の魅力

ここでは、幅広いシーンで活躍してくれる片手鍋の魅力をご紹介します。片手鍋は、プロの料理人から料理初心者まで重宝するアイテムの1つです。1人暮らしにも欠かせない片手鍋の魅力を知り、自分に合った商品を選ぶための参考にしていきましょう。

コンパクトで狭い台所でも使いやすい

片手鍋は、一般的なフライパンや鍋と比べてコンパクトなサイズ感であることが特徴です。そのため狭い台所でも使いやすい点が魅力です。とくにワンルームや1kなど、スペースが狭い空間での調理では必須級のアイテムといえるでしょう。

間取りに余裕がある家でも、食器棚や冷蔵庫などの家具・家電を設置すると、引っ越し当初に想定していたよりもキッチンに余裕がなくなりがちです。大きなフライパン・鍋と比べて、小さな片手鍋であればまわりにぶつかることを気にせずに料理できるため、調理中のストレスが減少します。

1人分の食事や小さなおかずを作りやすい

片手鍋は、1人分の食事や小さなおかずを作りやすいことも魅力です。とくに1人暮らしをしていると、一度に多くの料理は作りにくいもの。片手鍋のサイズ感であれば、その日に食べきれる程度の量を手軽に作れます。

また小さな片手鍋は「ちょっとしたおかずを作りたい」というときにも大活躍。底面が狭いため油も伸びやすく、熱も回りやすいため、スピード感のある料理がかないます。ちょっとしたお酒のお供を作る際にも役立ってくれますよ。

洗いやすく収納もしやすい

洗いやすく収納もしやすいことも、片手鍋のメリットです。小柄な片手鍋は、狭いシンクでも簡単に洗えます。商品によっては、食洗器に入れて洗うことも可能です。とくに取っ手が取れるタイプであれば、冷蔵庫や棚にも簡単に収納できるでしょう。

また間取りによってはキッチンのコンロが1つしかなかったり、多くの調理道具を収納できるスペースがなかったりすることもありますよね。片手鍋の直径は平均16cm前後であり、平均18~20cm程度の両手鍋と比べて小回りが利く作りとなっています。

離乳食や介護職など幅広い調理に対応可能

片手鍋は日常的な料理だけではなく、離乳食や介護職などの幅広い調理に対応可能です。離乳食や介護職では、少量の食材を長時間煮込んだり、ゆっくりとペースト状にしたりしますよね。そのため大きなフライパンや鍋よりも、小さい片手鍋を使ったほうがより手軽に調理できます。

また、レトルト食品をお湯で温める・インスタント用の袋麺を作る・ドレッシングやソースを自作する・マカロニや素麺をゆでるなどのシーンでも、柔軟に対応できます。片手鍋を1つ持っているだけで、調理の快適さが段違いになるでしょう。

サイズやデザインの幅が広い

片手鍋は、サイズやデザインの幅が広いことも魅力です。片手鍋のサイズは、小さいものは14cm、大きいものは20cm程度の商品も展開されています。ライフスタイルや料理の頻度によってサイズを選べるため、自分に合った商品と出会えるでしょう。

またデザインも、シンプルで洗練されたものからおしゃれなものまで多種多様です。ワンカラーで統一されたデザインは、シンプルながら洗練された印象を与えます。花柄やアニマル柄など、バラエティー豊かなデザインも多く展開されており、選ぶ楽しみを得られるのも片手鍋の魅力です。

サイズによって用途も変わる!片手鍋の種類4種

片手鍋にはさまざまなタイプがあり、それぞれの特徴によって使い勝手が異なります。ここでは、片手鍋のなかでも代表的な種類を4つご紹介します。種類ごとの容量や底面の広さ、デザインの違いなどを照らし合わせ、目的に応じた商品を探していきましょう。

スタンダードタイプ

スタンダードタイプの片手鍋は、直径14~26cmと商品によって幅広いサイズ展開となっています。容量は平均1~4.5L程度で、少量の料理からファミリー向けの鍋料理まで対応可能です。一般的に、蓋がセットになっている商品が多い傾向にあります。

片手鍋のなかでもとくに商品数が多く、自分好みのデザイン・サイズが選べるのが大きな魅力です。焼く・炒める・煮る・ゆでる・蒸すも自由自在で、汎用性に富んだタイプといえるでしょう。

ミルクパン

ミルクパンタイプの片手鍋は、直径15cm程度のサイズ感です。片手鍋としてはややコンパクトな大きさであり、小柄なキッチンでも使いやすいデザインとなっています。スタンダードタイプとは異なり、蓋が付いていない商品が多い傾向にあります。

底に向かって広がっていくような台形の形状になっている商品が多く、小柄でありながら深さがあることが特徴です。容量は平均1.2L程度で、注ぎ口が付いているため、飲み物・スープ・ペースト状の食べ物を温めるのに適しています。

ソースパン

ソースパンタイプの片手鍋は、直径18cmと幅広いシーンで使いやすいサイズ感となっています。容量は2L程度で、寸胴型であることが特徴です。ほかの片手鍋と比べて深さがあるため、汁物や煮物などの調理にとくに向いています。

蓋はセットになっていることが一般的で、名前の通りソースやスープを作る際におすすめです。ただし底が深い分、炒め物や焼き物にはやや不向きなこともあります。中身が零れにくいため、お味噌汁やシチュー、カレーなどが作りやすいデザインです。

行平鍋(雪平鍋)

行平鍋は雪平鍋とも呼ばれ、日本で長く愛用されるデザインの片手鍋です。直径は14~30cm、容量は0.9~7.6Lと、サイズに大きな幅があることが特徴です。一般的に蓋は付いておらず、和食を作る際は落とし蓋や木製の蓋を使用する傾向にあります。

注ぎ口が付いており、汁物の調理も簡単。また表面が凸凹しており、熱伝導性が高い素材で作られていることが特徴です。水が沸騰しやすいため、白湯を作ったり湯煎をしたりするシーンにも適しています。また取っ手部分は木製であることが多く、古き良き日本の文化を感じさせます。

アルミニウムの片手鍋の特徴

片手鍋は、素材によって使い勝手が異なるものです。ここでは数ある素材のなかでも、アルミニウムで作られた片手鍋の特徴をご紹介します。日本でも何十年も前から愛用されているアルミニウム製の片手鍋について学んでいきましょう。

アルミニウムの片手鍋のメリット

アルミニウムの片手鍋の大きなメリットとして、熱伝導性が高いことが挙げられます。冷蔵庫で冷やしていたスープや煮物でも、すぐに食べ頃まで温まってくれます。沸騰するまでの時間が短いため、パウチやパスタも気軽に温められますよ。

またアルミニウムの片手鍋は重さが軽く、非力な女性でも簡単に使用できます。片手鍋の名前の通り、片手で持ち上げやすいため調理に幅も生まれます。片手鍋のメリットは「調理の気軽さ」であるため「早い・軽い」を押さえたアルミニウムは実用性に富んでいる素材といえるでしょう。

アルミニウムの片手鍋のデメリット

アルミニウムの片手鍋は、熱伝導率の高さから焦げやすいというデメリットがあります。とくにカレーやシチューなどの焦げ付きやすい料理では、小まめに火の状態を確認する必要があるため、気を遣ってしまうシーンも多いでしょう。

またアルミニウムの片手鍋は、基本的にIHコンロに対応していません。自宅のキッチンがIHコンロの場合は、別の素材を選ぶ必要があります。また加熱が早い分だけ冷めるのも早いため、食べ頃を逃しやすい点にも注意しましょう。

ホーローの片手鍋の特徴

ここでは、ホーローで作られた片手鍋の特徴をご紹介します。ホーローとは、金属とガラス質が結合して生まれた素材です。金属とガラスそれぞれのメリットを兼ね備えたホーローは、片手鍋の素材としても優秀な性能を誇ります。

ホーローの片手鍋のメリット

ホーロー鍋の大きなメリットとして揚げられるのが、調理環境における耐久性です。水・熱・臭いに強く、どのような調理方法にも柔軟に対応してくれます。カレーのような臭いが強い料理を作っても、内側に臭い移りがしにくいのは魅力的ですよね。

また見た目も光沢があり美しく、キッチンインテリアとしても存在感を放ってくれます。使っていないときにもついコンロに置いておきたくなるような質感で、ガラスと比べて落としても割れにくいというメリットもあります。

ホーローの片手鍋のデメリット

ホーローは耐久性に優れた素材ですが、外部から強い衝撃を受けると表面にヒビ割れが発生してしまう可能性があります。もちろんガラスよりは衝撃に強いですが、取り扱いの際は注意しましょう。

またホーローの片手鍋はIHに対応しているものの、電子レンジには非対応の商品が多い傾向にあります。鍋ごとレンジで温めるような料理を作る場合は、ほかの素材を検討する必要があるでしょう。またガラスの性質を受け継いでいるため、急激な温度の変化に弱い点にも注意してください。

ステンレスの片手鍋の特徴

ここでは、ステンレス素材の片手鍋の特徴をご紹介します。ステンレスは、鉄にクロムやニッケルなどを混ぜて作られた合金です。子ども用やペット用の食器や、ボトル、雑貨など、幅広いシーンで利用されています。ステンレスならではの特徴を持つ片手鍋について学んでいきましょう。

ステンレスの片手鍋のメリット

ステンレスの片手鍋のメリットは、保温性と耐久性です。保温・保冷ボトルでもステンレスが使われているように、ステンレス製の片手鍋は食べ物の温度をキープすることに長けています。冬でも冷めにくく、料理の温かさを維持できるのは大きな魅力といえるでしょう。

傷や変形に強く、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでも安心して活用できます。また酸性やアルカリ性にも強く、錆びにくいこともステンレスの魅力。素材の品質を保ったまま、長期間活用できます。

ステンレスの片手鍋のデメリット

ステンレスの片手鍋は、IHコンロで使えない商品が多い傾向にあります。また保冷力・保温力は高いのですが、実際に熱が通るまでに時間がかかる点にも注意です。食べ物を急速に温めたい場合は、アルミニウムの片手鍋と併用するとよいでしょう。

じっくり温める際にも熱ムラが出やすいため、中身を適度に混ぜながら待つ必要があります。また焦げ付きやすいため、粘度の高い汁物にはやや不向きといえるでしょう。変色しやすい素材のため、長期的に美しく使い続けたい人にも勧めにくい素材です。

自分に合った片手鍋を選ぶポイント

ここでは、自分に合った片手鍋を選ぶポイントをご紹介します。利便性の高い片手鍋は、一度購入すると何年でも使い続けられるアイテムです。ストレスが少ない状態で愛用するために、納得感のある商品を選んでいきましょう。

フッ素加工コーティングをされているとお手入れが簡単!

片手鍋を選ぶ際は、内側がフッ素加工コーティングをされている商品がおすすめです。フッ素加工コーティングは食材がくっ付きにくく、お手入れの手間が省けます。空焚きや高温調理を避けることで、さらに品質や見た目を維持したまま使用できるでしょう。

コスパよりもライフスタイルに合わせたものを選ぼう

片手鍋を選ぶ際は、コスパよりも「自分のライフスタイルに合っているかどうか」を優先してください。とくに料理の頻度やキッチンのスペースによっては、コスパを重視して妥協した商品を選んでしまうと、調理時のストレスにつながってしまいます。

迷ったらIH対応品がおすすめ

片手鍋の素材選びに迷ったら、IH対応品を選択するとよいでしょう。なぜならIH対応品のほとんどは、ガスコンロ(直火)にも対応しているからです。反対に、ガスコンロ専用の商品はIHコンロに対応できません。引越しや環境変化に備えた素材を選ぶと安心です。

片手鍋を使う際の注意点|小鍋ならではのデメリット

ここでは、片手鍋を使う際の注意点や、小鍋ならではのデメリットをご紹介します。特徴的で便利な商品であるほど、不便さも相反的にセットになるものです。片手鍋の利用でチェックしておきたいポイントを学び、後悔のない買い物につなげていきましょう。

大量の料理は作れない

片手鍋のデメリットとして、大量の料理が作れないことが挙げられます。とくにコンパクトな行平鍋やミルクパンは容量が小さく、複数人分の調理には向きません。「一度に多くの料理を作って保存しておきたい」という人にも不向きといえるでしょう。

小さな片手鍋に大量の食材を入れると、全体に火が回るまでに時間がかかり、熱のムラが発生する原因に。料理の仕上がりにも影響するため、適材適所のサイズ感を選ぶ必要があります。

安定感に不安が残る

安定感に不安が残ることも、片手鍋特有のデメリットです。両手鍋は名前の通り両手で持てるため、調理時や持ち運び時にも安心感がありますよね。しかし片手鍋はコンロとの接地面も小さくなるため、思わぬ事故のリスクが増えます。

また非力な女性が片手鍋を扱う際は、素材選びも重要です。たとえば、比較的軽い行平鍋であれば容易に持ち歩ける場合でも、重量感のあるホーロー鍋だとバランスが悪くなることも。とくに料理を始めたばかりの人は、片手鍋を安全に使える環境作りを考える必要があります。

調理に向いていない料理も多い

片手鍋を購入する際は、調理に向いていない料理が多いことにも注意しましょう。もちろん商品ごとの形状にもよりますが、一般的な片手鍋は「フライパンより底が深く、両手鍋より直径が狭い」が特徴です。

そのため炒め物や焼き物に不便さを感じる可能性があります。とくに小柄かつ台形なミルクパンタイプの小型鍋は、大きな固形の食材を炒めるのには適していません。自分が作る料理の内容に合わせて、無理のないデザインのアイテムをそろえていきましょう。

おしゃれ&人気の片手鍋10選!

ここでは、おしゃれで人気の片手鍋を10種類ご紹介します。片手鍋はブランドやメーカーによって非常に多くの種類が展開されているため、目的やキッチン環境に応じた商品選びが大切です。ぜひ以下を参考にしながら、生活に適した商品を見つけてくださいね。

1. COOKSMARK「一人用ミルクパン 16cm」

2. CAROTE「片手鍋」

3. アーネスト「燕三条 雪平鍋」

4. 富士ホーロー「蓋付きミルクパン 15cm」

5. HexClad「ハイブリッド ノンスティック 片手鍋」

6. アイリスオーヤマ「片手鍋 18cm」

7. 和平フレイズ「ステンレス片手鍋」

8. 和平フレイズ「ミニ 片手鍋 14cm」

9. ティファール「マルチポット 片手鍋」

10. ティファール「片手鍋 IHルージュ・アンリミテッド ソースパン」

片手鍋の比較

商品 最安値 サイズ 素材

COOKSMARK

一人用ミルクパン16cm

Amazon
¥2,144(税込)

16cm

アルミニウム

CAROTE

CAROTE

Amazon
¥2,363(税込)

18cm

アルミニウム

アーネスト

燕三条 雪平鍋 A-77454

Amazon
¥1,211(税込)

15cm

ステンレス

富士ホーロー

蓋付きミルクパン15cm

Amazon
¥2,464(税込)

15cm

ホーロー

HexClad

ハイブリッド ノンスティック 片手鍋

Amazon
¥18,785(税込)

15cm

ステンレス

アイリスオーヤマ

片手鍋 18cm DIS-P18

Yahoo!ショッピング
¥1,380(税込)

18cm

アルミニウム

和平フレイズ

ステンレス片手鍋 SRB-1391

Yahoo!ショッピング
¥1,000(税込)

14cm

ステンレス

平フレイズ

ミニ 片手鍋 14cm RB-1293

Amazon
¥934(税込)

14cm

アルミニウム

ティファール

マルチポット 片手鍋 G74783

Amazon
¥3,284(税込)

16cm

ステンレス

ティファール

片手鍋 IHルージュ・アンリミテッド ソースパン G26223

楽天
¥4,670(税込)

18cm

アルミニウム

片手鍋の使い方とメンテナンス

ここでは、片手鍋を末長く愛用するために、正しい使い方とメンテナンスのポイントをご紹介します。フライパンや鍋などの調理器具は、毎日の営みをサポートしてくれる大切なアイテムですよね。お気に入りの片手鍋を長持ちさせるポイントを学んでいきましょう。

使用前の準備とシーズニング方法

ステンレス製の片手鍋は、使用前に台所用中性洗剤とお酢をつけて洗うことで、油分が付着しにくくなり変色を防げます。またフッ素加工コーティングがされている片手鍋の場合は、コーティング用の油をなじませながら加熱することで、食材のくっ付きが防げます。

日常のお手入れと掃除方法

ステンレス製の場合は、重曹とクエン酸を使用してお手入れをすることで、汚れのケアが可能です。アルミニウム製では、アルカリ性の洗剤は避けて台所の中性洗剤を使いましょう。ホーロー製も、やわらかいスポンジと中性洗剤を使えば十分にケアできます。

長持ちさせるコツ

片手鍋を長持ちさせるためには、上記の日常的なお手入れ方法を守ったうえで、高温調理を避けることが大切です。とくにホーロー鍋は、温度差が大きくなる調理は控えめにしましょう。フライ返しやお玉などの調理器具も、金属製よりシリコン製を選ぶことをおすすめします。

おしゃれな片手鍋で料理の幅を広げよう!

片手鍋は素材により、熱伝導率や重さ、焦げ付きやすさ、保温性などが異なります。お手入れの手間も変わるため、自分の性格やキッチンに合った商品を選ぶよう心がけましょう。

また片手鍋は、デザイン選びも楽しみの1つ。北欧雑貨のようなモダンなデザインや、水彩画のようなおしゃれなデザインなど、幅広い商品が展開されています。目的に応じた素材を選びつつ、ぜひ自分が気に入るアイテムを探してみてくださいね。

※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ