ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ひそかにひよこ豆ブームが到来?

Photo by muccinpurin

このところ、市場にはひそかに「ひよこ豆」を使った商品が増えており、macaroni はひそかなブームが訪れるのではと予想しています。

そんななか、カルディから新作スプレッド、「ひよこ豆バター」が発売されました!

ひよこ豆といえば、煮込み料理の具材や、サラダのトッピング、中東生まれのペースト フムスに使われる豆ですが、パンやクラッカーに塗って食べるペーストはあまり見かけませんよね。気になる味わいや、パンに塗って食べる以外のアイデアをご紹介します。

カルディの新作「ひよこ豆バター」

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498円(税込)
朝はパン派という方も多いと思いますが、毎日同じものを塗っていると味に飽きてしまうし、パンに合うおかずを作るのもなかなか大変ですよね。今回カルディで見つけたひよこ豆バターは、これまでに食べたことのない味なので、パンのお供にマンネリを感じている方にもおすすめできますよ。

どっしりと重いビンに入ったひよこ豆バターは一見ピーナッツバターにも似ていますが、“CHICKPEA BUTTER(ひよこ豆バター)” と書かれていましたよ。

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ひよこ豆バターの原材料は、ひよこ豆、植物油脂、はちみつ加工品(砂糖、はちみつ)、食塩、シナモンとあります。油脂にはココナッツオイルや菜種油、シアバターが使われていて、なんとなく体によさそうですよね。添加物は使われていないので、安心して食べることができそうですよ。

1瓶に170g入って498円と、スプレッドにしてはややお高めな気もしますが、なによりヘルシー食材として注目されているひよこ豆が使われているということで、無条件に買ってしまうという方も多いはず。原産国は、ひよこ豆料理が豊富なギリシャと表記されていましたよ。

ひよこ豆とシナモン、は意外な組み合わせですが、どんな味わいなんでしょうか。

ピーナッツバターに似てる?気になる味は?

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油脂が入ったひよこ豆バターは、冬の寒い時期には固くなってしまうようで、筆者宅のキッチンで数日保管したひよこ豆バターもごらんの通り。もちろん、トーストして温かいパンに塗れば溶けるので、品質に問題はありませんよ。

見た目は完全にピーナッツバターですが、香りは芳ばしく、遠くのほうにほんのりとシナモンを感じます。ピーナッツバターよりなめらかで、上品な芳ばしさがありますよ。

ひよこ豆バターのおすすめアレンジ2選

1. コク旨ひよこ豆トースト

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まずは王道、トーストに塗って食べてみましたよ。焼きたてのトーストに塗ると油脂が溶け、とろ~りととてもおいしそう。やわらかくなったひよこ豆バターはシナモンがほんのりと香り、やさしい甘さでしみじみとしたおいしさです。

粘度はピーナッツバターと変わりませんが、コクがあって味わい深く、なによりシナモンの香りが上品です。かなり甘さは控えめですが、筆者にはちょうどいい味でしたよ。甘みをプラスしたい方は、はちみつをかけるといいかもしれません。

トーストだけでなく、クラッカーに塗ればおつまみにも♪

2. 和えものの衣に

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なめらかでコクのあるひよこ豆バターは、調味料としても優秀なんですよ。少量のしょうゆを加えて和え衣にし、冷しゃぶと旬の菜の花を和えてみました。

ひよこ豆バターそのものが甘すぎないので素材の味が活き、いったひよこ豆の香ばしさが料理にコクをプラスしてくれます。シナモンを使っていますがごくごく少量なので、料理の味に影響することはありませんでしたよ。

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菜の花の代わりにゆでたほうれん草や小松菜でもおいしくできそうですよ。

ほかにも、しょうゆや砂糖、酢などを好みで加え、ごまだれのようにしても。ひよこ豆バターはほとんどが油なので、砂糖を加えてよく混ぜ、液体の調味料を少しずつ入れて緩めていくと、ダマにならずに均一に混ぜることができます。

ひよこ豆バターはカルディの店舗と通販で購入可能

カルディの新作スプレッド「ひよこ豆バター」は、全国のカルディ各店またはカルディの公式オンラインショップにて購入できます。

パンやクラッカーに塗るだけでなく、料理の調味料としても使えるので、ストックしておいて損はなさそうです。
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