ライター : macaroni 編集部

お父さんが喜ぶ!絶品お取り寄せスイーツ5選

今週末は「父の日」。いつもと違うものをあげたいという方、極上のスイーツはいかがでしょう?

本記事では、あらゆるスイーツに精通する、“スイーツ親方”こと芝田山親方に、お父さんが喜ぶお取り寄せスイーツを教えてもらいました。甘党でなくても喜ばれる逸品揃いですよ。

Photo by 芝田山親方

芝田山親方(第62代横綱・大乃国) 通称“スイーツ親方”。1987年5月幕の内最高優勝を全勝で飾り、同年9月横綱に昇進。1991年の引退後、1999年に芝田山部屋を創設。角界きっての甘党・美食家としても知られ、数多くのメディアで活躍。著書に『大乃国の全国スイーツ巡業』(日本経済新聞出版)など
「スイーツは普段からたくさん食べていて、お店のパンフレットや包み紙などをファイリングしているんです。多分、全国700~800店はあるんじゃないかな。

和菓子はもちろん、フランスや中国、トルコの菓子まで幅広く食べてきたので、自信をもっておすすめできます。今回は父の日向けということで、間違いない定番お菓子お酒と楽しんでほしいスイーツなどを選びました」

1. 焼印メッセージも入れられる「バームクーヘン妖精の森」(北菓楼)

Photo by 高井なお

1,296円(税込)〜
北海道・砂川に本店を構え、北海道の素材にこだわったお菓子を中心に展開している「北菓楼(きたかろう)」。

「バームクーヘン妖精の森」のほか、種類豊富なシュークリームや、お土産として人気の「北海道開拓おかき」などが全国のファンに愛されています。

Photo by 高井なお

「『バームクーヘン妖精の森』は、職人さんが付きっきりで一本一本焼きあげたひと品。テレビのロケで工場見学と焼き体験をさせてもらい、それ以来ずっとお世話になっています。

魅力はしっとりした秀逸な口溶けと、生地を焼き上げたあとシロップをつけたことによる味わい深さ。また、オリジナルの焼印サービスがあるので、お父さんへのメッセージを入れれば、とても喜ばれると思います」

2. サクッと軽やか「北サブレ」(パリ16e)

Photo by パリ壱六区

木箱入り(プレーン)16袋 1,296円(税込)
「フランス菓子パリ16e(じゅうろっく)」は、北海道千歳市にある小さな工房。北海道産素材で丁寧に作られた洋菓子が人気を集めています。

「北サブレ」は、北海道産生クリーム100%の自家製バターを使った、厚切りで食べごたえのあるサブレ。そのほか「カマンベールチーズケーキ」や「ガトーフロマージュ」など、シンプルな逸品がそろいます。

Photo by パリ壱六区

「社長と知り合いで、毎場所お菓子を送ってくれるんです。実店舗はないんですが、千歳市内や新千歳空港内、オンラインで購入できます。

硬そうな見た目とは裏腹に、食感はサクサクと軽やか。また、隠し味で入っている塩もポイント。舌の上に塩味がのることで、バターの風味や甘みを引き立ててくれるんです。丁寧に作られていることがよく分かります」

3. 酒造が作る絶品スイーツ「酒ケーキ」(片山酒造)

Photo by 片山酒造

1,150円(税込)
栃木県日光市にある「片山酒造」は、創業以来、人の手で丁寧に造った日本酒を直販している酒蔵。看板商品の日本酒「柏盛」をはじめ、良質な水や米、酵母にこだわった日本酒が地酒ファンに愛されています。

そんな「片山酒造」が手がける「酒ケーキ」は、原酒柏盛をたっぷりと含ませた酒蔵スイーツ。“お菓子のオリンピック”と言われる全国菓子博覧会(第23回)にて会長賞を受賞しました。

Photo by 片山酒造

「テレビのロケで訪れたときに『酒ケーキ』と出会い、衝撃を受けました。社長の弟さんが杜氏をやられており、こだわって造った日本酒が活かされています。

造り酒屋のスイーツということで、なんといっても日本酒の香りが最高。カットした際の香り高さと、生地へ絶妙に染み込んだ日本酒の風味がたまりません。お酒好きのお父さんに、日本酒とともに楽しんでもらいたいですね」

4. 大事に炊かれた甘納豆「豆壺」(甘納豆かわむら)

Photo by 甘納豆かわむら

1,380円(税込)
2001年に金沢西茶屋街で開業した「甘納豆かわむら」。自慢の甘納豆は、すべて手炊き、かつ無添加で作られています。

「豆壺」は、大納言、雪てぼう、金時豆という3種類の甘納豆を美濃焼の壺に詰め合せたひと品。季節によって変わる壺の色が、収集心をくすぐります。

Photo by 甘納豆かわむら

「知り合いからいただいたのですが、あまりのおいしさに感動し、実際に工場を訪れて作る工程まで見させてもらいました。特徴は、ひと粒ひと粒大事に炊き上げられたきれいなお豆。炊き上げたあとは砂糖をまぶさず、そのままの姿で蜜に漬け込んでいます。

甘さもすごくやわらかくて、上品な味わい。いろいろな種類を一度に楽しめる『豆壺』がおすすめです。甘いものが苦手なお父さんにもぴったりではないでしょうか」

5. シェフのおばあさんの味「チーズケーキ」(ブレリーズ)

Photo by ブレリーズ

プレイン Sサイズ 3,050円(税込)
「Braleys(ブレリーズ)チーズケーキ」は、福岡市の警固(けいご)にあるチーズケーキ専門店。かつてやっていた居酒屋で出していたチーズケーキが評判を集め、専門店にまでなりました。そのチーズケーキは、なんとシェフのおばあさんのレシピが元になっているんです。

Photo by ブレリーズ

「アメリカ人のマシュー・ブレリーシェフが、おひとりでやられているお店。テレビのロケで訪れた際に、工程をすべて見た上で実際に焼かせてもらいました。シェフは『むずかしいことは何もないよ』と言っていて、その謙虚さも素敵ですよね。番人受けする味のなかにシェフの丁寧さが光っています。

土台の生地、クリームチーズ生地、サワークリーム生地の3層を3度に分けて焼いているんです。サワークリームの酸味、クリームチーズの甘味が実に相性抜群。甘味のなかに酸味が生きていて、あとを引くおいしさです」
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