ライター : omio96

まるでおとぎ話の世界!? フルーツバス停

長崎県で人気の観光スポット「フルーツバス停」。美術館のオブジェか何かかと思いきや、現在も普通に利用されている現役のバス停だというので驚きです!

そのフォトジェニックなヴィジュアルで、近年SNSでもじわじわと話題に。フルーツバス停をモチーフにしたグッズ販売もあるほど、人気が高まっているんです。

長崎観光名所「ときめき フルーツバス停通り」

長崎県諫早市の中心部から国道207号線を佐賀方面に向かい、小長井地域に入ると登場するフルーツ型のバス停。

電車の駅でいうと、JR長崎本線の長里駅~小長井駅に相当します。設置されるきっかけとなったのが、1990年に行われた「長崎旅行博覧会」。長崎県を訪れる人々の心を和ませることを目的に、当時の小長井市長が設置したそうです。

グリム童話「シンデレラ」がモチーフ

フルーツバス停のモチーフとなったのは、グリム童話でおなじみ『シンデレラ』に出てくるカボチャの馬車。

いちご・メロン・みかん・スイカ・トマトの全5種類16基のバス停が国道沿いを中心に設置されていて、見る人をおとぎ話のなかにワープしたかのような不思議な気分にさせてくれます。

フォトジェニックな撮影スポットとしても話題を呼んでいて、タクシーやバイクで一つひとつのバス停を巡る人もいるほど!

全部制覇したい!フルーツバス停は全5種類16基

メロン

茎から大きな葉っぱが伸びている、メロンのバス停。凸凹感の伝わる模様がリアルで印象的ですね! 有明海をバックにしたバス停「井崎」のメロンは、フルーツバス停の中でも人気の高いフォトスポット。

道の反対側にはいちごのバス停もあるので、全部巡れない人は、「井崎」だけを狙ってみるといいかもしれません。

いちご

立派なヘタと立体感のある粒々の種に、作った人のこだわりが感じられるいちごのバス停。中がうすいピンクになっているのもかわいらしく、子どもや女子ウケ抜群です。

住宅街や草むらなどの日常風景に突然現れるキュートないちご。地元の人にとっては、すっかりお馴染みのものとして溶け込んでいるようです。

スイカ

思わずかぶりつきたくなるような、夏らしい雰囲気のスイカ。ヘタから出ている、くるんとした蔓が何とも言えないかわいらしさです。

きれいに塗装された深緑の縦筋模様と、入り口を縁取った白色がほんもののスイカさながら!
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