ライター : donguri

webライター

「マリメッコ」でお部屋が北欧テイストに

大柄な花のモチーフが印象的な「マリメッコ(marimekko)」は、世界中で愛されている人気のブランドです。創業当初は生地屋さんでしたが、現在はファッションアイテムをはじめ、食器やテーブルクロスなど、キッチンアイテムも充実しています。
年代問わず愛されているマリメッコですが、その魅力はいったいどのようなところにあるのでしょうか?ご紹介していきたいと思います。

マリメッコとは

1949年、プリンテックスという生地屋さんが、フィンランドで生まれました。若いデザイナーが考えた美しいデザインは注目を集めましたが、どう使っていいかわからない消費者に普及させるのは難しく、創業者のアルミ・ラティアはファッションショーをして生地の使い道を提案することを思いつきます。こうして生地のデザイン兼商品展開をするブランドとして、1951年に生まれたのが「マリメッコ」です。
その後、アメリカへ進出し人気を拡大していったマリメッコですが、世界中から注目を集めるきっかけとなったのが、ケネディ大統領の妻・ジャクリーンがマリメッコの服を購入し、雑誌の表紙に起用されたことです。
現在は、約40カ国でマリメッコの商品が販売され、日本の直営店だけで30店舗以上もあります。

花のモチーフは「ウニッコ(Unikko)」

ITEM

マリメッコ カップ ウニッコマグカップ 250ml

¥1,880〜

※2021年1月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
マリメッコというブランド名を知らない方でも、この花柄には見覚えがあるのではないでしょうか?こちらは、1964年にマイヤ・イソラが発案した「ウニッコ(Unikko)」と言うデザインで、ポピーの花がモチーフになっています。
今でこそマリメッコを代表するデザインですが、創業者のアルミ・ラティア氏は、当時花柄の生地を作るのに反対でした。そのときマイヤ・イソラが「これを見てもそう言えますか?」と提案し、納得させたという伝説の秘話があります。
ウニッコの柄を少し小さくした「ピエニ ウニッコ(Pieni Unikko)」や、細かく描いた「ミニ ウニッコ(Mini Unikko)」などのバリエーションもあり、カラー展開も非常に豊富です。生地をはじめ、食器、テーブルクロス、エプロン、ミトンなど、さまざまな商品に使われています。

過去にはマリメッコ柄の10ユーロ貨幣が発行

2012年には、創業者アルミ・ラティア氏の生誕100周年を記念して、フィンランド造幣局からマリメッコの10ユーロコインが発行されました。すでに販売は終了していますが、その年の7月には日本にも上陸し、輸入コインを取り扱う会社から10,500円で販売されていました。

その他のマリメッコ柄

Kaivo(カイヴォ)

ITEM

北欧生地 marimekko マリメッコ KAIVO カイヴォ 1リピート 布・クロス

¥6,502

※2020年3月18日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
泉をモチーフに描かれた「Kaivo(カイヴォ)」は、ウニッコと同じデザイナー、マイヤ・イソラ氏の作品です。シンプルなデザインでありながら力強い太線が使われており、テーブルクロスやカーテンなどに人気です。

Tiara(ティアラ)

エルヤ・ヒルヴィ氏がデザインした「ティアラ(Tiara)」は、日本語で“かんむり”という意味。マグカップやエプロン、ティータオルなど、主にキッチン用品に起用されています。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ