ライター : ひねもすの料理手帖 mayuko

Youtuber / 食薬レシピクリエイター / 料理研究家

カチョカヴァロとは?

カチョカヴァロはひょうたん形で見た目がかわいく、クセのない上品な味わいで古くから愛されているチーズのひとつ。カチョカヴァロの名前は、「カチョ」はチーズ、「カヴァロ」は馬という意味で、チーズを熟成させる様子が、馬の鞍から垂れ下がっているような形だったことに由来しています。

発祥

カチョカヴァロが生まれたのは紀元元年前のナポリ県ソレント地方と言われています。チーズのなかでも、歴史の長い種類のひとつです。現在では、南イタリアの各地(アブルッツォ州やモリーゼ州)で作られています。日本国内でも徐々に認知度が高まってきています。

味わい

塩味が控えめで、ミルクの味わいを楽しめるのが特徴です。クセが少ないので、食べやすい味のチーズといえます。熟成の度合いによって、味の変化を楽しめるのも特徴です。チーズの表面を焼くことで、外はカリッと香ばしく中はとろっとした食感が楽しめますよ。そのままスライスしても召し上がれますが、サラダに入れたり、トーストにのせたりと、さまざまな料理と合わせるのもおすすめです。

カチョカヴァロはそのままでも焼いてもおいしい

カチョカヴァロは、そのまま食べると弾力のあるもちっと食感を楽しめるチーズです。また、焼くことでカチョカヴァロの塩気とコクが増し、お酒に合うひと品にもなります。

簡単!カチョカヴァロのおすすめレシピ5選

1. カリカリもちもち!カチョカヴァロ焼き

カチョカヴァロに焼き色を付けて香ばしく!外はカリカリ、中はモチモチの食感を楽しめます。生ハムとラディッシュを組み合わせることで彩り鮮やかで、おもてなし料理にもおすすめです。フッ素樹脂加工したフライパンを使えば、油をひかずに直接カチョカヴァロを焼けます。

2. ボリューム満点。赤米となすとズッキーニのサラダ

食感が楽しい赤米を使う、新感覚のサラダです。塩、オリーブオイルのシンプルな味付けが、カチョカヴァロのミルク感を引き立てます。なすとズッキーニは加熱するとジューシーな食感になって、食べ応えがあるひと品です。ミントの香りが効いて、爽快な食べ心地が味わえます。

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