ライター : 知花 早紀

グルメ・トラベル系webライター/主婦

宮古そばの特徴、沖縄そばの違いとは?

Photo by @hukugi_style.miyakojima

沖縄本島全域で食べられる「沖縄そば」と宮古島地域で食べられる「宮古そば」。どちらも同じそばですが、その違いはそばやトッピングにあります。

沖縄そばは縮れ麺で、スープには鰹や豚骨を使用することが多く、トッピングには輪切りのかまぼこや紅ショウガがのっています。

対する宮古そばはストレート麺で、スープは鰹ベースのあっさりした味わい。トッピングは麺の下に置いて隠すのが伝統的な盛り付け方です。お好みでカレー粉を入れて味変を楽しみます。

同じ沖縄県内のそばでも地域ごとに特徴があり、旅先で食べ比べるのもおもしろいですよ。

【10位】古民家風のお店がおしゃれ「あーさぐー屋」

宮古島の郷土料理が豊富な人気店。お店の入口の前の石垣にはシーサーが座り、建物の屋根には沖縄ならではの赤瓦が敷き詰められた古民家を再現した建物が特徴です。店内には畳間やテーブル席があり、宮古島のおばぁの家に帰省したかのような居心地のよさを感じられます。

宮古島のご当地牛「宮古牛ステーキ定食」や、トロトロになるまで煮込んだ軟骨ソーキを香ばしく炙った「あぶり軟骨丼定食」など、お肉を楽しめるメニューが人気です。宮古島では意外と頻繁に食べられる「馬刺し」もおすすめ。

ソーキそば定食

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1,200円(税込)
あっさりとしたスープに、太ストレート麺、トロトロの軟骨ソーキと錦糸卵がトッピングされたそば。セットのおかずは白身魚フライかゴーヤチャンプルーを選ぶことができます。もずく酢やぜんざいまでついてくるお得で大満足の定食です。

宮古みそを使用した「味噌そば定食」も見逃せません。大豆や麦をベースに作られる宮古みそは、独特の風味とコクがあり、肉やそばとも相性抜群です。お腹いっぱい宮古料理を堪能してみてください。
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【9位】ご当地グルメを堪能「んまや~」

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地元の人に愛される、地元野菜を使用した料理が人気のお店。んまやーは宮古島の方言で「おばぁの家」という意味で、たくさんの人が交流できる場にしたいという想いから名付けられました。地域活性化に力を入れていて、週末の夜には宮古島の郷土料理体験をおこなっています。

人気メニューのそばは、スープがとにかくおいしいと評判です。鶏ガラ、豚のダシ骨、鰹、野菜を3時間煮込み、塩を一切使用せずに仕上げているのが特徴。素材の旨味が凝縮されたスープは、口に含むとまろやかでコクがあり、最後の一滴まで飲み干したくなる味わいです。

よくばりそばセット

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1,000円(税込)
軟骨ソーキと三枚肉がのった「よくばりそば」と、じゅーしー、ジーマミ豆腐のセット。軟骨ソーキはトロトロ、三枚肉はホロホロになるまで煮込まれています。じゅーしーはほっこりするようなやさしい味わい。モチモチのジーマミ豆腐はやみつき必至です。

そばスープを使用した「カレー」は、常連客に大人気のメニュー。素材の旨味が詰まったカレーは、子供から大人まで誰でも食べやすい辛さに調整されています。人気観光スポット「イムギャーマリンガーデン」の近くにあるので、ぜひ足を運んでみてください。
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【8位】 地元の人に大人気の大衆食堂「新和食堂」

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地元の人に親しまれる、昭和レトロな雰囲気が魅力の穴場食堂。壁に掛けられたメニュー札やビールのポスター、花柄やレースのテーブルクロスといったアイテムが、ノスタルジックな気持ちにさせます。

人気メニューの「山羊汁」は、下処理がしっかりとされていて臭みがなく、山羊肉料理を初めて食べる人にもおすすめ。栄養満点で滋養強壮や疲労回復などの効果が期待できる山羊汁は、沖縄ではお酒の〆によく食べられています。
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