ライター : Sheage(シェアージュ)

この記事は、私らしく、もっと輝く。 - ライフスタイルマガジン「Sheage」の提供でお送りします。

その糖質制限、間違っていませんか?

「糖質オフダイエット」を実践する前に、このダイエット方法で痩せる仕組みを理解しましょう。そうすることで、正しく糖質制限をすることができるはずです。

糖質の摂り過ぎは脂肪の蓄積につながる

食事を摂ると食べ物に含まれる糖分が全身に送られ、血糖値が上昇していきます。すると、上がった血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌されます。

このとき、インスリンは、エネルギーとして消費しきれなかった血液中の糖分をグリコーゲンや中性脂肪に変換します。そして、それらは肝臓・筋肉・脂肪細胞にため込まれる仕組みです。

つまり、糖分を摂り過ぎる生活を行うと血糖値が常に高い状態になり、多量のインスリン分泌を促すため、からだが脂肪をため込みやすくなってしまうというわけです。

糖質オフダイエットは脂肪燃焼を促す

そこで、今回ご紹介する「糖質制限」で摂取する糖分を減らすと、糖分のほとんどがエネルギーとして消費され、脂肪として蓄えられにくくなります。

さらに、糖分の代わりにたんぱく質や脂質がエネルギー源として使われます。結果、脂肪燃焼されやすいからだになり、ダイエットにつながるのです。

「糖質オフダイエット」は上記のような仕組みで体重が減るとされていますが、やり方に注意が必要です。糖質制限を間違ったやり方で行うと、食後やダイエット終了後に血糖値が上がりやすくなり、リバウンドしやすい体質になってしまうのです。

糖質オフダイエットで陥りやすいNGポイントをおさえて、正しくを実践していきましょう。

糖質オフダイエットで陥りやすい3つのNGポイント

糖質の代わりに脂肪が分解されるからだに変えるためには、1か月以上の期間が必要といわれています。以下に、糖質オフダイエットでやりがちなNGポイントと、おすすめの方法などをご紹介します。

その①糖質が1食40g以上になっている

糖質オフダイエットでは、1食で摂取する糖質量を20~40gにするよう推奨されています。そのため、糖質が1食40gを超えないように意識することが大切です。

糖質を抑えるためには、炭水化物(米・パン)を減らすことから初めてみましょう。たとえば、お茶碗1杯のご飯(150g)には約57gの糖質が含まれています。

ご飯を半分にすることで糖質量が23.5gに減らせます。その分、糖質量の少ない肉類や野菜などで、ボリュームを補うといいでしょう。

その②糖質の入ったお菓子(ドリンク)をつまんでいる

仕事中、ついつい加糖コーヒーやジュースを飲んだり、クッキーなどを食べてませんか?糖質の多いお菓子などは血糖値を急激に上げるため、からだが脂肪をため込みやすくなってしまいます。間食のお菓子は、糖質量を10g以下にするよう推奨されています。

以下に、糖質10gの目安と、糖質オフダイエット中におすすめの間食をご紹介します。

<糖質10gの目安>
・クッキー2枚弱
・ショートケーキ1/5個
・ドーナツ1/3個
・串団子1/3本

<おすすめの間食>
・高カカオチョコレート
低糖質の食事と80%以上のカカオを含むチョコレートを組み合わせることで、体重減少が期待できるといわれています。
・ ヨーグルトなど乳製品
なるべく無糖のものを選びましょう。カロリーが低めで、手軽に摂ることができるためおすすめです。

間食には、糖質が少なく食物繊維が多いものを摂るといいですね。
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