ライター : macaroni公式

食べやすく、おいしく進化!身近になってきた米粉

スーパーや小売店で売られ、今やすっかり身近な食品となった米粉。パン屋やケーキ屋、飲食店などさまざまなジャンルのお店でも、米粉を使った商品やメニューをよく見かけますよね。

そんな米粉が、今「第二次ブーム」と言われるほどトレンドになっていることをご存知ですか?その背景には、近年の新たな米の品種開発や製粉技術の向上、消費者が理解しやすいような統一の用途表記の導入などにより、米粉がより日常の料理などに活用しやすくなったことが挙げられます。

おいしさはもちろん、さまざまな料理に使える、腹持ちが良い、グルテンフリーの食材である、アミノ酸バランスに優れている……など、魅力にあふれた米粉は、多くの人から注目を集めているんです。

家庭で活用するときの、米粉の3つのメリット

ところで、皆さんは普段の料理やお菓子づくりに米粉を使っていますか?「身近になってきたものの、自分で使ったことはない」「どんな風に活用すればいいかわからない」、そんな方も多いかもしれませんね。

魅力たっぷりな米粉を活用しないのはもったいない!……ということで今回は、米粉の特徴と自宅で活用する際のメリットを3つご紹介します。意外と知られていない米粉ならではの特徴や、毎日の調理にうれしいことがたくさんありますよ!

グルテンフリーを実践している方や小麦アレルギーの方はもちろん、「おいしい料理を作りたい!」という方にとっても新たな発見があるはずなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

メリットその1・もっちり&しっとり食感が出せる

米粉は、「もっちり&しっとりとした食感」を生み出すのが大得意。そのため、パンはもちろん、ロールケーキやパウンドケーキ、パンケーキなどに使えば、テクニックいらずでもっちり&しっとりとした仕上がりに。

また、お好み焼きやチヂミをつくるときも、米粉を使うともちっとした食感が出るのでおすすめですよ!

もし過去に、ずっしりと重たい食感に仕上がってしまったり、うまく膨らまなかったりした経験のある方は、パッケージに「菓子・料理用」と書いてあるものを選んで使ってみてくださいね。

メリットその2・ダマになりにくい&とろみづけに便利

小麦粉は水分と混ぜるとダマになりやすいですが、米粉にはグルテンが含まれないのでダマになりにくく、たくさん混ぜても粘り気が出ないという特徴があります。

例えば、クッキーの生地に米粉を使えば、しっかり混ぜてもさっくりとした食感に。餃子の仕上げに溶いて入れると、パリッとした羽根つき餃子が簡単に作れますよ。

また、米粉はやさしいとろみがつくので、ホワイトソースやシチュー、離乳食づくりにもぴったりです。小麦粉や片栗粉だとダマになってしまって失敗することが多いという方は、ぜひ米粉で試してみてくださいね。

メリットその3・揚げ物がサクッとジューシーに仕上がる

実は、米粉には油を吸いづらいという特徴があります。だから、天ぷらや唐揚げなど揚げ物の衣に使うと、ヘルシーでサクッとした食感に仕上がります。時間が経っても衣がベチャッとなりにくいから、お弁当に入れる揚げ物にもぴったりです。

揚げ物以外では、肉や魚に軽くまぶしてから、焼いたり、蒸したりしてみましょう。米粉が素材の旨みをぎゅっと閉じ込めてくれるので、ジューシーに仕上がりますよ。

米粉の活用法はまだほかにも!

Photo by 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構

パン、ケーキ、お好み焼き、料理のとろみづけ、揚げ物……など、米粉はさまざまな料理やお菓子に活用できて、おいしさアップの手助けをしてくれる存在とも言えますね。

そして、米粉の活用法はまだほかにもたくさん!2023年1月に公開された「こんな時代だから、米粉はじめてみませんか 米粉レシピweb実践講座」では、米粉の知識やプロの料理人、料理研究家の方々が考案した米粉のおいしいレシピをご紹介しています。

ぜひこの機会に米粉の魅力をもっと知って、毎日の調理に活用しませんか?
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