ライター : ヒトサラマガジン

これがヴィーガンフード?と疑いたくなる絶品ハンバーガー

原宿駅から徒歩10分ほどの【スペリオリティー バーガー】は、飲食店が多数入っている神宮前2丁目のヴィンテージマンション地下1階にあります。

NY店は席数が少なく、こじんまりとした印象なのに対し、原宿店は店内を広くし、リラックスして食事が楽しめるようにと配慮されています。
シンプルな店内の中にパンクロックの要素をちりばめた大人の遊び心溢れる空間
原宿店では日本独自の食材を使用することで、NY店とは違ったメニューを提供。店内に掲示される“SPECIALS”はその日の食材の仕入れ状況などでメニューが変わるので要チェックです。
取材に訪れたこの日、ブルックス・ヘッドリーシェフがニューヨークから足を運び指導を行っていた
シェフは“レストラン業界のオスカー”と言われるジェームズ・ビアード・アワードで受賞したことのあるブルックス・ヘッドリー氏。

NYミシュランで星を獲得したイタリア料理のレストラン【デル・ポスト】のペストリー・シェフを経験した実力派です。しかも、過去にはパンクロックバンドのドラマーをしていた経験もある異色のシェフ!
セミドライトマトの酸味が絶妙な『SUPERIORITY BURGER』800円(税込)。1つでお腹いっぱいになるほどボリューミー
日本では「ヴィーガンフード」は未だに味の薄い、物足りない食事というイメージを持たれがちですが、ここのヴィーガンバーガーを食べればイメージが払拭されます。
看板メニューの『SUPERIORITY BURGER』は、パティにキヌアやヒヨコ豆などの穀類と野菜をミックスして使用し、独自のスパイスで香り付けされており風味豊かな仕上がり。

こだわりぬかれたバンズ、パティ、ソースすべてにコクや深みが感じられ、食べ応えもばっちりです。

ハンバーガーに湯葉!? 異色のメニューに食欲がそそられる

湯葉をオリジナルのマヨネーズであえた『NEW JAPAN CREATION』900円(税込)
日本限定メニューの『NEW JAPAN CREATION』は湯葉を贅沢に使用した逸品。一口食べると湯葉とマヨネーズの濃厚な味にスパイスのピリッとした辛味、ミントとパセリの香りが鼻から抜けます。

そしてフライドオニオンを加えることで、食感にもアクセントをつけた唯一無二のバーガーです。

レシピ開発に力を入れた、こだわりのバンズ

ふわっふわのバンズ。ヴィーガンとは思えないおいしさで感動
パンチのある具材に負けないようバンズにもこだわっており、ヴィーガン用にレシピを開発した特製バンズは、乳製品や卵を一切使用していないのに、ふわふわとしていてほのかな甘味がバーガーの具材にマッチします。

普通のバンズに引けを取らない特製バンズはペストリー・シェフを経験したブルックス・ヘッドリー氏だからこその完成度の高さです。

サラダやアイス……♡ サイドメニューも要チェック

みかんのドレッシングがチコリの苦味を緩和し爽やかな酸味と甘味をプラス『CHICORIES SALAD』900円(税込)
『SWEET AND SOUR BEETS』700円(税込)は、酢漬けにしたビーツの酸味とカシューナッツのクリームにハラペーニョのパンチのある辛味を混ぜ合わせて食べる
サラダでは日本国内の野菜を使用しており、青山のファーマーズマーケットなどで農家を探すことも多いのだとか。『CHICORIES SALAD』には日本独自の食材のあんぽ柿や紫ダイコンを使用。バーガーのサイドメニューにぜひ食べてみてください。
みかん、チョコレート、シナモンクッキーの『GELATO』700円(税込)。季節によって変わる3つのフレーバーが楽しめる。※店内飲食限定
イートイン限定の『GELATO』ももちろんヴィーガンメニューで乳製品を使っていません。季節によってフレーバーが変わるのでどんな味に出会えるかは一期一会。

素材本来の香りを生かした濃厚で贅沢な仕上がりとなっています。
SBと書いてあるLEDの看板が目印
本店があるニューヨークと比べると、日本ではまだまだヴィーガンに馴染みがないかもしれないですが、【スペリオリティーバーガー】は、ヴィーガンじゃなくてもおいしくてハッピーなハンバーガーショップです。

ガッツリ食べたいけど健康を意識して悩んでいる人にもうってつけ。おしゃれな奥原エリアで、お買い物ついでにヴィーガンバーガーを堪能してみてはいかがでしょうか。

店舗情報

電話:03-6432-9360
住所:東京都渋谷区神宮前2丁目31-7 B1F
アクセス:原宿駅
営業時間:11:00〜19:00
【ジャンル】ハンバーガー
【ランチ平均予算】-
【ディナー平均予算】1,001円~1,500円
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