ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

二杯酢とは?

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二杯酢とは、しょうゆと酢を1:1の割合で混ぜた調味料です。しょうゆと酢を各1杯ずつ合わせて二杯にしたことから名付けられました。酢じょうゆという呼び名でも知られていますよ。

餃子や春巻きなど油を使う料理と相性が良く、甘みを加えていないさっぱりとした味が特徴です。酸味が強い場合、だし汁を加えることで酢の強さを和らげることができます。

使い勝手抜群!二杯酢の作り方

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調理時間 5
保存期間:冷蔵で1週間・冷凍で一ヶ月

ここでは二杯酢の作り方をご紹介します。シンプルな工程で簡単にできますよ。いろいろな用途に使え、料理に深みと酸味を加えることができます。料理の味の幅が広がり、和食はもちろんのこと、さまざまなメニューに合わせられます。便利に使える二杯酢をぜひ作ってみましょう。

材料(作りやすい分量)

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  • しょうゆ 200cc
  • 200cc

作り方

1.しょうゆと酢を鍋に入れる

しょうゆと酢を手鍋に入れ中火で加熱しているところ

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手鍋にしょうゆと酢を入れ、中火で加熱し沸騰させます。沸騰したらすぐに火を止めます。

2.冷ましてできあがり

手鍋を火からおろして二倍酢を冷ましているところ

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火からおろして、冷まします。冷めたらできあがりです。

二杯酢を使う主な料理

二杯酢は餃子や春巻き、唐揚げなどの焼き物や揚げ物と合わせるのがおすすめです。油っぽさを和らげ、さっぱりとした味わいを楽しむことができます。

魚介の下処理にも活用でき、生臭さを取り除く効果がありますよ。また、ハムサラダに入れるとハムの脂肪臭を抑え、さわやかな酸味を加えることが可能です。もちろん、きゅうりとわかめの酢の物など一般的な和風の和え物にも便利に使えます。

三杯酢とは?作り方と使い方

Photo by 稲吉永恵

三杯酢はその名のとおり、3種類の調味料を合わせます。基本の三杯酢は、二杯酢にみりんを加えて、酢としょうゆ、みりんを、1:1:1の割合で配合したものを指します。

みりんの代わりに砂糖を入れたり、かつおぶしやだし汁を加える「土佐酢」を三杯酢と呼ぶことがあります。

二杯酢にくらべて甘みがあるので、まろやかな味が特徴です。基本の配合をもとに、砂糖を控えめにしたり、だし汁を多めに加えたりするなど、配合や割合はさまざま。ひとことで三杯酢といっても、地域や料理によって味わいが異なります。

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