ライター : tanukimaru

スターバックスコンセプトストアとは?

日本全国に点在する、通常のスターバックスとは異なる「コンセプトストア」をご存知ですか?通常のスターバックスとは違い、店舗ごとにコンセプトが異なるんです。 スターバックスコーヒーの公式サイトでは、“いつものお店とすこし違うスターバックス体験”ができるお店として紹介されています。 公園内にあったり、和を意識した空間作りがなされていたり、アートが展示されていたりと個性豊かな13店舗の中から、今回は特に気になる8つの店舗をご紹介します!

1. 北野異人館店

素敵な洋館に、よく見るとおなじみのスターバックスのロゴ。まさかスタバがここまで溶け込むなんて…これぞ、スタバコンセプトストアの醍醐味です。 兵庫県北野町にある異人館の中のひとつが、スタバの店舗として使われています。

北野異人館とは?

開国から明治前期まで、外国人は居留地にしか住めませんでした。そのうちの1カ所が、北野町にあるこの場所です。当時彼らが住んでいた洋式の住宅が現在40棟あまり残っており、今は“異人館”と呼ばれています。
そしてこの異人館が、レトロな感じと洋式美が同居してとにかくオシャレ!
1Fと2Fに分かれており、このような当時の雰囲気を感じることのできる内装や調度品、額縁などがところせましと飾られた部屋や、そのまま残されているラウンジ、ゲストルームなどがあります。
それぞれ異なる趣を味わえるので、自分が一番落ち着く部屋でお気に入りのドリンクとともに、ゆったりと時間を過ごしてみたいですね。
ちなみに、異人館の中には入場料を取られるところもありますが、こちらのスタバはもちろん入場無料。基本的に混み合っていますので、落ち着きたい方は平日に足を運ぶのがオススメです。

店舗情報はこちら

住所:兵庫県 神戸市中央区北野町3-1-31北野物語館 電話:078-230-6302 営業時間:8:00〜22:00

2. 太宰府天満宮表参道店

角材を重ねることで作られている独特なアーティスティックな雰囲気も、太宰府店の特徴のひとつです。こちらは、根津美術館やティファニー銀座などのデザインも手掛ける世界的な建築家である隈研吾(くま けんご)さんが、手掛けたものです。

隈研吾さんについて

東京大学の教授としても有名な、日本の建築家です。 初めの頃はポストモダンな建築を中心に発表していたのですが、現在は自然素材を活かしたものや格子を多く使ったデザインを手がけており、最近では海外にまで活躍の場を広げています。
店内まで続く木材の網。よく見ると少しずつ組み方が違うのが分かりますか? 自然素材による伝統と現代の融合がコンセプトなのだとか。なんだか別世界に飛んでしまったかのような気持ちになりますよね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ