ライター : kinako

万能調理器具「スパチュラ」とは

お料理に使うスパチュラは、長い柄が付いたヘラのような形をしています。炒める、混ぜる、塗る、裏ごしなどが1本でできる万能調理器具なんです。お料理好きの間では、調理の効率を上げてくれるアイテムとして人気があります。

いろいろなメーカーから豊富なサイズや形のスパチュラが出ているので、どれを選んだらいいかわからないという人も多いですよね。

ゴムべらやパレットナイフとの違い

実はゴムべらやステンレス製のパレットナイフなども「スパチュラ」として扱われるのですが、一般的にはシリコン製のものを指します。

シリコンには耐熱性や柔軟性といったスパチュラの働きにあった特性が備わっているので、調理から盛り付けに至るまで使いやすさ抜群の素材なんです。

スパチュラの種類と使い方

ヘラ型

炒め物や裏ごしをするときに使いやすいヘラ型のスパチュラ。シリコン製は柔軟性があり、お鍋やボウルのすみずみにまでフィットするので、中身をすくい出したり、混ぜたりしやすいのが特徴です。木製やステンレス製のものなら、卵やステーキなど食材を裏返す作業が簡単にできますよ。

スプーン型

おたまのような丸みがあって、お料理をすくったり盛り付けたりしやすいスプーン型のスパチュラ。お鍋やボウル、フードプロセッサーに残った食材も、くまなくすくい取ることができる形状です。炒め物というよりは、スープやカレー、シチューなどの汁物を混ぜたり、盛り付ける場面で活躍してくれます。

スリム・ミニタイプ

一般的なスパチュラを小さくしたスリム・ミニタイプは、小回りが利くのが強み。ジャムやヨーグルトなどの容器にヘラの部分を密着させ、中身をきれいにすくい出すことができます。中身を出し切ると、洗い物の手間も半減しますよ♪ 大きさによっては、離乳食用のスプーンとしても使えて便利です。
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