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炭酸水の飲み過ぎは危険?
竹内先生:
「炭酸飲料は、適量であれば胃の動きを良くするはたらきがあります。しかし、逆に飲み過ぎると胃の動きを抑え、腹痛の原因となるおそれが。さらに糖分を含む炭酸飲料ならば、当然糖分の過剰摂取につながります。適量を知って上手に取り入れることが大切です」
「炭酸飲料は、適量であれば胃の動きを良くするはたらきがあります。しかし、逆に飲み過ぎると胃の動きを抑え、腹痛の原因となるおそれが。さらに糖分を含む炭酸飲料ならば、当然糖分の過剰摂取につながります。適量を知って上手に取り入れることが大切です」
具体的に、炭酸水を飲みすぎるとどうなるの?
炭酸水の飲み過ぎによるデメリット
- 貧血になる
- 腹痛・下痢を起こす
- むくみやすくなる
- げっぷが出やすくなる
- 胃が荒れる
- イライラしやすくなる
貧血になる
炭酸水には二酸化炭素が含まれていますが、胃の中に入るとアルカリ性に傾きます。胃の中が酸性からアルカリ性になると鉄が吸収されにくくなってしまうんです。その結果、貧血を起こしやすくなってしまいます。貧血に悩む女性の方は、炭酸水の飲み過ぎにご注意ください。
腹痛・下痢を起こす
炭酸水には腸を刺激してぜん動運動を活発にし、排便を促す効果が期待できます。しかし、飲みすぎると腸が異常に刺激されるため、腸の運動が活発になりすぎて下痢を引き起こしてしまう場合があります。また、もともと胃腸が弱い人も下痢や腹痛になりやすいため、注意しましょう。
むくみやすくなる
炭酸水には血管を広げて血のめぐりをよくし、老廃物をスムーズに排出させる働きがあるためむくみ対策に効果が期待できます。しかし、微量ながら塩分が含まれるものもあるため、飲み過ぎると逆にむくみの原因となることもあります。商品ラベルのナトリウム量をチェックして、調整しましょう。
げっぷが出やすくなる
炭酸水=二酸化炭素、つまりガスが溶け込んだ水です。体の中に取り込まれた炭酸水(二酸化炭素)は体温によってガスとなるため、ゲップが出やすくなります。また、炭酸ガスが腸まで達すると今度はおならが出やすくなってしまいます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。