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連載:離乳食、絶対に妥協できないから解決します。

離乳食づくりは毎日続きます。ちょっと疲れてしまうときもありますね。そんなとき、ママを助けてくれるのが「冷凍離乳食」。おいしく、そして安全に冷凍離乳食を食べるために気をつけたいポイントを、離乳食インストラクターがご紹介します。

本当はできたてを食べさせたい…

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。
今回は冷凍した離乳食をおいしくいただくためのポイントについてお話しします。

まず前提として、離乳食インストラクター協会では、冷凍離乳食を積極的にはおすすめしていません。そこには「できたての離乳食を赤ちゃんに」という思いがあるからです。
それはなぜかというと……

できたて離乳食と冷凍離乳食の違い

よく離乳食の講座でも冷凍離乳食について質問を受けます。
実は、私自身は我が子に冷凍離乳食を作ったことがほぼありません。旅行の際に持って行ったかな、という程度。多めに作ったときも冷蔵保存で食べ切るようにしていました。
先日、冷凍離乳食とできたて離乳食の違いを知るためにこんな実験をしました。
1)さまざまな食材で離乳食を作り冷凍する
2)同じ条件で、できたて離乳食も作る
使用した食材はにんじん、じゃがいも、ほうれん草、豆腐、おかゆ、鶏肉です。
上記写真の下から、
できたて離乳食・冷凍離乳食の電子レンジチン・冷凍離乳食の鍋再加熱です

結果はどうだったでしょう?
冷凍離乳食については、次のようなことがいえます。
◼︎食材の水分がとんでしまい、パサパサした食感になる
◼︎素材の味が変化してしまう(私の場合、だしだけで煮ましたが、味が濃くなってしまいました)

今回試した食材のうち、味は多少濃くなったものの一番変化が小さいのは鶏肉でした。

味覚が大人よりも優れている赤ちゃん。真新しいスポンジのような舌をもっていると考えてみてください。
そんな敏感な舌だからこそ、本物の素材の味や食感をこの大切な時期にしっかりと伝えてあげてほしいと思います。

離乳食を保存するときのルール

「じゃあ、離乳食を冷凍してはいけないの?」とは思わないでください。
冷凍離乳食は、ママが忙しいときや疲れているとき、病気になってしまったときなどに助けになる強い味方です。

ただし、冷凍離乳食を食べる際の保存ルールはしっかり守ってくださいね。

離乳食の保存期間

・冷蔵保存 …2日
・冷凍保存 …1週間

どんな容器で保存したらいいの?

赤ちゃん用品を扱うお店に行くと、1食分ずつ入れられる保存容器を売っています。
密封できるので使いやすいですよ。またはジッパー付きの保存袋でもOKです。

製氷皿を使う方もいますが、密封できないものは衛生面でおすすめできません。製氷皿を使うときは密封する工夫をしてくださいね。

冷凍離乳食のためのポイント7つ

ここからは冷凍離乳食をよりおいしく赤ちゃんに食べてもらうためのポイントを紹介します。ぜひ取り入れてみてくださいね!

1. 新鮮な食材を調理する

冷凍するとどうしても素材の味が落ちてしまうので、いつも以上に食材選びには気を遣いたいものです。野菜だったら、しんなりしたものを使うのではなく、シャキっとした新鮮な食材を使うようにしてください。

2. よく冷ます

温かいまま容器のフタを閉めると、冷めにくく菌が繁殖することもあるので、容器に入れる前によく冷ましましょう。

3. 密封できる容器に、平たくして入れる

分厚いものと薄いもの、どちらがすぐに冷凍されるかといえば、もちろん薄いものですね!冷凍にかかる時間を少なくして、すこしでも素材の持ち味を守るようにしましょう。

4. 急速冷凍の機能を活用する

急速冷凍機能が付いているなら、ぜひ使いましょう。理由は、3と同じ。できる限り速く冷凍するためです。

5. 解凍時は常温で放置しない

常温で置いておくと菌が繁殖してしまいます。冷凍庫から出したら、加熱調理しましょう。

6. 鍋で再加熱する

レンジで加熱するとべチャっとしてしまう食材もあります。特におかゆなどは、少量のお湯やだしを加えて鍋で再加熱するとふっくらしますよ。野菜も鍋で加熱したほうがおいしく食べられます。

7. 1週間で使い切る

あまり長く冷凍保存することは衛生面でおすすめできません。保存期間の項目で述べたとおり、1週間を目安に使い切るようにしてくださいね。

おわりに

私自身は、冷凍ごはんを食べたいとは思いません。たとえそれが自分で作ったものだとしても。自分が嫌だから、自分の子どもにも冷凍離乳食は与えませんでした。できることなら、冷凍離乳食はたまに食べるものとして位置付けてほしいです。

でも、それぞれに多様な生活の背景があります。フルタイムで働いていて毎回できたて離乳食を用意することができなかったり、育児に疲れ果てていたり。いろいろな事情がありますよね。

子育てのしかたは十人十色。
できたて離乳食がママの時間や心の負担になってしまうとしたら……そんな事態だけは避けたいものです。

食事は、ママも赤ちゃんも楽しんで食べることが一番大切です。「今はすこし余裕がない」というママは、また余裕ができたときにぜひ、できたて離乳食にチャレンジしてくださいね!

次回予告

次回は、赤ちゃんと一緒にイースターをお祝いできる、かわいい離乳食レシピをご紹介します!

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