ライター : ぽん

伊豆大島の味を東京で。

東京・熱海などと伊豆諸島を結ぶ定期船を運航している東海汽船株式会社が、伊豆大島で親しまれている郷土料理「べっこう寿司」をアレンジした、創作料理のレストラン『鼈甲鮨(べっこうずし) BEKKOUZUSHI』をプロデュースしました。 このお店では、平成26年1月から大島限定で販売されている、連日売り切れになるほど人気のお弁当「島島弁当」を都内でも手軽に食べられるようにと、伊豆諸島の玄関口である竹芝客船ターミナル内においてランチメニューとお弁当の販売が行われるそう。 今回、10月26日(月)11:30にオープンするということで、一足先に拝見してきました。

レストラン「鼈甲鮨 BEKKOUZUSHI」

東京・浜松町から伊豆大島へ向かう定期船の玄関口でもある竹芝客船ターミナル内にオープンする「鼈甲鮨 BEKKOUZUSHI」。 ゆりかもめ・竹芝駅から徒歩1分、JR浜松町駅や大江戸線・大門駅からも徒歩8分ほどの場所にあります。 もちろん船に乗る予定がなくても気軽に入ることができますよ。
このお店はメニューから盛付・食器・インテリアまで、料理研究家・グラフィックデザイナー・アート作家・建築家がチームとなり「島と船」をテーマにオリジナルにこだわり作り上げられたそう。 まるで船に乗っているかのような気分になる店内はとっても落ち着いていて、リラックスして食事ができる明るい空間。

「べっこう寿司+創作やさい惣菜5種」

今回こちらの「べっこう寿司+創作やさい惣菜5種」(¥1000)を頂きました。 名物のべっこう寿司だけでなく、彩豊かな健康的惣菜が5種類もついてるのは嬉しいですね。
左から、「かぼちゃのサラダ」「きのこのラタトゥイユ」。 お惣菜全てが、体に良さそうなものばかり。野菜もたくさん食べられてヘルシー!
「ひじき入りフムス」「トマトの青のり揚げ」「人参のラペ」。 個人的には、「ひじき入りのフムス」がとても美味しかったです。フムスというのは、茹でたひよこ豆をペースト状にし、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で調味した料理。 珍しくもあり、さらにひじきも加えてより健康的なのが嬉しい。
そしてこちらがメイン。伊豆大島の郷土料理「べっこう寿司」。 「べっこう寿司」というのは、大島で水揚げされる新鮮な白身魚を唐辛子醤油に漬け込んだべっこう色に輝くピリ辛のお寿司。 本当に綺麗な色をしていて、ツヤツヤで、見ているだけで食欲をそそります。 1つの大きさは女性でも一口で食べられるサイズ。
食べた瞬間、オリーブオイルでコーティングされているお刺身が、まるで生ハムのような、柔らかさと、とろけるような不思議な食感なのに驚きました。 小さいながらも、しっかりとご飯が詰まっているので満足感もしっかりと味わえるのも嬉しい。 ご飯としてもピッタリですが、しっかり濃いめの味わいなので、お酒のおつまみにも相性抜群!
11月からは伊豆大島で連日売り切れの人気商品「島島弁当」も販売される予定だそう。 東京で伊豆大島。本場の味を楽しめるお店です! 是非、足を運んでみてくださいね。

店舗情報

住所:東京都港区海岸1-12-2 竹芝客船ターミナル内 電話番号:03-3433-4820 営業時間:11:30~18:30(ランチオーダーは15:00まで、以後お弁当販売のみ/イートイン可) 定休日:土曜日・日曜日・祝日
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ