ライター : 椛嶋 貴子

管理栄養士

離乳食中期に白菜を与える際のポイント

ポイント

  1. 葉先を使用する
  2. やわらかくなるまで加熱する
  3. 粗くすりつぶして使う

葉先を使用する

白菜は、離乳食初期から使える食材です。白菜を使う場合は、離乳食中期ごろまで葉先の部分のみを使うようにしましょう。

白菜は繊維が多いので、やわらかくゆでてから繊維をを断ち切るように刻むとすりつぶしやすくなりますよ。葉の縦横両方向から包丁を入れるようにしてくださいね。(※1)

やわらかくなるまで加熱する

離乳食中期ごろは、赤ちゃんが舌でつぶせるよう絹豆腐くらいのかたさになるまで食材を加熱してやわらかくします。白菜の場合は、葉先の部分をやわらかくなるまでゆでてから調理すると良いでしょう。

調理は薄味を心がけて。離乳食中期はごく少量の調味料が使えるようになりますが、だしを使って素材の味を生かすようにするのがポイントです。(※1,2)

粗くすりつぶして使う

離乳食中期の食材のかたさは、指で押したらつぶれる絹豆腐くらいが目安です。離乳食中期に使う白菜は、葉先をやわらかくゆでて粗くすりつぶしてあげましょう。

食べづらい様子があれば、とろみをつけるといった工夫をしてみると良いですよ。赤ちゃんの様子を観察して判断してくださいね。(※1,2)

【Q&A】離乳食用に作った白菜は冷凍保存できる?

A:離乳食用に調理した白菜は、冷凍保存が可能です。

使いやすく、下ごしらえをしてから小分けにして冷凍すると良いでしょう。しっかり冷ましてから、なるべく薄く小さくしてできるだけ早く凍らせるのがコツです。一週間を目安に使い切り、使うときには必ず再加熱するように心がけてくださいね。(※1,3)

【Q&A】白菜の芯は離乳食に使ってはいけない?

A:離乳食後期から使えます。

白菜は繊維が多い野菜なので、離乳食中期ごろまでは葉先の部分のみを使うようにします。離乳食後期以降は芯の部分も使えますよ。芯の部分は、やわらかく加熱してからすりつぶしたりきざんだりして、赤ちゃんが食べやすいように下処理してから使うようにしましょう。(※1)
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