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三重県松阪市の人気グルメを紹介!

Photo by 松阪市

松阪市の中央に位置し、豊かな自然や歴史的な町並みなど、魅力がいっぱいの松阪市。松阪牛のほか、松阪豚や松阪茶など名物が多いのも特徴です。

macaroniでは7回にわたって松阪市の名物を紹介中!この記事では三重県の伝統野菜である「松阪赤菜」にフォーカスし、特徴や魅力をお伝えします。

一時は栽培が途絶えていた?松阪赤菜の歴史

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松阪赤菜は松阪市原産の伝統野菜です。その歴史は古く、今から400年ほど前に戦国武将で松阪の開祖である蒲生氏郷(がもううじさと)が、近江の国(現在の滋賀県)から持ち込んだのが始まりといわれています。

古くから親しまれていた野菜でしたが、宅地開発や生産者減少などを理由に、一時流通が途絶えていました。しかし「地域を活性化させたい」との思いから、地元の生産者と松阪市が協力して松阪赤菜復活に取り組みます。

三重県の施設に保存されていた松阪赤菜の種子をもとに、JAと女性農業者が中心になって栽培に取り組み、平成13年ごろに栽培が復活!平成19年には「みえの伝統野菜」にも登録されました。

松阪赤菜の味わいや特徴

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松阪赤菜はアブラナ科に属する野菜でかぶの仲間ですが、大根のような細長い形状をしています。名前の通り、根と茎の部分は鮮やかな紅色に染まっていることが特徴。旬の時期(主な収穫期)は秋~冬にかけてです。

あっさりとした味わいで、シャキシャキの食感とピリッとした辛味を楽しめます。

松阪赤菜の食べ方

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松阪赤菜は漬物にするのが一般的。漬物にすると特有の紅色がさらに鮮やかになり、中身までしっかり紅く染まります。松阪赤菜の漬物はあっさりと塩辛い味わいで、お肉との相性も抜群!漬物をごはんに混ぜ、おにぎりにしてもおいしいですよ。

漬物以外にも炒めたり、生で食べたりしてもおいしい松阪赤菜。すりおろして大根おろしのようにしたり、細切りにしてサラダにしたり、かつお節としょうゆをかけて食べたり……と、さまざまな楽しみ方ができます。

松阪市で赤菜を購入できる店舗

ベルファーム 農家市場

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松阪市伊勢寺町の公園内にある「ベルファーム 農家市場」。食のことわざである「三里四方の野菜を食す」をコンセプトに、松阪市の農家が手塩にかけて育てた旬の野菜・果物を中心に販売しています。園内にはカフェやジェラート工房などがあり、素材を活かしたおいしいメニューが楽しめますよ。

店舗情報

まつさか交流物産館

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JR松阪駅構内にある「まつさか交流物産館」。松阪牛の販売や発送をはじめ、松阪市の銘菓や「松阪もめん」など、お土産にぴったりな品を取り扱っています。松阪市のマスコットキャラクター「ちゃちゃも」のグッズもそろっていて、思わず手に取ってしまいたくなるほどかわいいですよ。

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ごん豆

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松阪市の嬉野権現前町にある「ごん豆(ごんず)」。権現米や嬉野大豆、嬉野大根など自社オリジナルの農作物や、地元農家が育てた新鮮な野菜、三重県産の加工食品などを取り扱う直売所です。注文を受けてから握るおにぎりや、地元の食材を使ったお惣菜なども販売されていますよ。

店舗情報

松阪に来たら赤菜を買ってみて!

三重県の伝統野菜にも登録されている松阪赤菜。鮮やかな紅色とシャキシャキとした食感が魅力です。とくに松阪赤菜の漬物はあっさり塩辛く、お肉との相性もばっちり!松阪に来たらぜひ松阪赤菜を購入して、その味わいを堪能してみてくださいね。
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