ライター : tanukimaru

オフィスファミマって何?

「オフィスファミマ」とは、ファミリーマートが専用の販売ケースを設置し、“コンビニエンスストアの楽しみと利便性”をより身近に体感いただくために展開するサービスですのことです。 現在は、オフィスビル内をはじめ、駅構内、病院内など複数の場所でこの置き型のラックが導入され、評判もいいんだとか。
料金は募金箱的なところに入れる仕組み。信用第一ってことですね。富山の薬売りとか、田舎の野菜の無人販売みたいな感じです。

各社力を入れる置き型サービス

そもそもオフィスでの置き型サービスを定番にしたのは「オフィスグリコ」です。『オフィスグリコ』は、菓子の専用ボックスや、アイスクリームと飲料用の冷凍冷蔵庫を設置していただいた職場に対し、当社の販売員が定期的に訪問し、商品補充と代金回収をおこなうサービスです。

こんな感じで各地のオフィスで一定の評価を得ている「オフィスグリコ」。「オフィスグリコ」の評判が良過ぎるせいで、「オフィスファミマ」についてこんな意見もありました。
確かに真似、というか後追いの感はありますが、光の見える業態に飛び込んで行くのは企業なら当然のことです。ファミマなら食品だけでなく、オフィス雑貨も提供できるので、置き型のシステムにもぴったりですしね。

そして、この業態に飛び込んでいるのはもちろんファミマだけではありません。多くの企業がこのシステムに活路を見出しています。

オフィスおかん

惣菜版の「オフィスグリコ」です。24時間いつでも、冷蔵庫・専用ボックスより食べたい商品を選び、1〜3分前後の電子レンジ加熱かそのままで頂けます。
通常の置き型のシステムでは売れなければ売上げになりませんが、オフィスおかんの仕組みでは企業から基本料と納入数に応じた代金の一部を得られるため、ある程度安定した売り上げが見込めるんだそうです。スゴい!!
「株式会社おかん」は無添加、長期保存可の惣菜の定期配送サービスを運営していた会社で、オフィスへの定期配送に活路を見出して「オフィスおかん」を始めたそうです。こういった置き型の場合、配送コストの管理がネックになります。今後はクレジットカード決済に対応した小型端末を組み合わせることで、在庫状況や賞味期限をリアルタイムで把握し、オペレーションの効率化を目指すそうですよ。

富士機械製造&ユニー

ユニー(株)が運営するネットスーパーと、富士機械製造が開発した「パブリックストッカシステム」というシステムが連携し、実験的に商品をロッカーで受け取るサービスが開始されているそうです。

受け取りは職場でサッと注文すれば、帰りに出口にあるロッカーで受け取れる、という流れです。これは便利!

共働き世帯や女性就業者の増加に対する生活支援と、高齢者や過疎地域など出掛けることが困難な人たちへへの支援などの目的があるそうです。色んなところに普及して欲しいですね!!
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