ライター : ☆ゴン

新感覚すぎる「らー麺ソフト」を発見!

北海道富良野にあるラーメン店「煮干中華 ゆきと花」は、新規開店してまだ2年ほどの新しいお店ですが、すでに富良野では煮干しラーメンの名店といわれる評判のお店。そのゆきの花で販売されるデザートメニューが、あまりにも斬新だと話題になっています。 そのスイーツとは……なんと「らー麵ソフト」!? そのネーミングからはどんなソフトクリームなのか、まったく想像もつかないですね。注目のらー麵ソフトの中身とその味についてご紹介します。もちろんゆきと花の絶品ラーメン情報もたっぷりお伝えします。

北海道 富良野「煮干中華 ゆきと花」

富良野駅前ロータリーから南西へ歩いて10分ほどのところ、複合商業施設「フラノマルシェ2」内にあります。屋内型の他店舗と違い隣にある別棟の建物にあり、道路に面した好立地のお店。ナチュラルカラーの木を横張りした外壁に、総ガラス張りのブラックサッシがシャープな印象です。
白を基調とした明るい店内は、フロアにカウンター、テーブルなどが、ナチュラルカラーの木目で統一されています。切り出した丸太のイスがいかにも富良野という雰囲気ですね。2名ずつ座れるベンチシートが3脚あるカウンターに、テーブル席をあわせて30席ほどのレイアウト。
富川製麺所や「富良野とみ川」などの姉妹店として、2015年6月のオープン以来、煮干しダシと自家製麺にこだわる、実力派のラーメン屋さんとして知られています。

ラーメンを再現!?「らー麺ソフト」

ラーメン同様、らー麵ソフトも券売機で食券を買って注文するのですが、そのビジュアルに思わず笑顔になってしまいます。コーンカップの上にのっているソフトクリームは、太麺のようなクリームがモンブランのように渦巻いています。 横にトッピングされたナルトが本物なのにはビックリです!2本のお箸に見立てたものはお菓子のプリッツ。

気になる味は……醤油風味!?

ラーメンと同じ醤油を加えているそうで、ソフトをひと口食べるとほんのり醤油味がします。それが甘いソフトクリームと合わさると、さしずめみたらし団子のタレのような味、といえばわかっていただけるでしょうか。見た目もユニークで不思議なビジュアルですが、味わいも負けず劣らずに、従来のソフトでは味わったことのない不思議な風味がしますよ。
こちらのソフトには揚げたナルトがトッピングされています。そのときどきによって、生のナルトか揚げたものに変わるようですが、いずれにしても本物のナルトです!醤油味のソフトを考案した店主のアイデアはおもしろいですが、少々食べるのに勇気がいるのも事実ですよね……!
アイスクリームに醤油を一滴たらすと、甘さが増しておいしいという話を耳にしたことがあります。そう考えて食べてみると、ほのかな醤油の香りと塩気がソフトの甘さを引き立ててくれ、なんだかおいしく感じるという肯定的な意見の人もいます。やはり味覚というのは人それぞれなんですね♩

もちろん煮干中華のラーメンは絶品!

煮干中華

自社で石臼製粉機を導入し、北海道産小麦を手間ひまかけて挽いた自家製粉の全粒粉。それを自家製麺した「石臼挽き中華そば」が、富川製麺所創業以来の一番のウリです。この石臼挽き中華そばは「富良野とみ川」のイチオシですが、こちらのゆきと花でもいただけます。 しかしゆきと花ではなんといっても「煮干中華」が一番人気。煮干しと昆布で取ったダシから作られた無化調のスープが特徴で、まるでうどんのおつゆのような澄んだスープ。煮干しのいい香りがしながらも、煮干し独特のえぐみも感じられず、上品な仕上がりになっています。

ふらの煮干中華

自家製の細麺はしなやかでコシがあり、上品な煮干しスープとよく合います。上には豚バラと鶏むね肉のチャーシューが2枚、メンマと刻みネギ、カイワレ大根がトッピングされ、あっという間に完食してしまうほど、納得のおいしさのラーメンです。 季節の野菜が入ったかき揚げがトッピングされた、ふらの煮干中華(醤油・塩)も人気のメニュー。かき揚げ(+100円)は人気のトッピングですが、やはり和風ダシのようにあっさりした煮干中華が一番合いますね♩
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