ライター : wasante

明治創業!老舗道具店のカフェ

開化堂は、明治時代から続く老舗の手作り茶筒店です。世代を超えて使用される茶筒として、京都では古くから愛されてきました。今回ご紹介するのは、そんな京都で有名な開化堂のカフェ。 内装や構造、食器など、随所にこだわりがつまっていて、ドリンクやフードもとてもていねいに作られています。その魅力をたっぷりとご紹介しましょう。

京都「開化堂カフェ」

日本で一番古い歴史をもつ茶筒の老舗、開化堂。創業からおなじ製法で、130以上もの工程をで製造しています。開化堂の茶筒は、美しい絹に似た手触りと光沢が特徴。使うほどに深みがましてくるそうです。フタを茶筒の口に合わせると、自然にすーっとしまる精密さに職人の技が感じられます。
そんな開化堂のカフェがあるのは、河原町七条にある開化堂から5分くらい南に行ったところ。最寄り駅の七条駅からは約320mです。 建物はとても古く趣のある造りになっていて、市電の車庫兼事務所をリノベーションしてあります。
店内はモダンな洋風の造りですが、家具にはぬくもりのある木が使われていれいて、京都の街になじむ落ち着いた空間になっています。開化堂の商品である、美しい茶筒のディスプレイもあり、ギャラリーのような雰囲気のカフェです。
中庭にはテラス席があり、デンマークの家具ブランド「ヘイ(HAY)」の、パリスシェイドコレクション(Palissade Collection)が並べられています。天気のよい日には、ここでお茶するのもいいですね。 調度品にも、店のメニューにも、職人のこだわりが詰まったものばかり取り揃えられていて、外国人観光客にも人気なのだそうです。

茶筒モチーフのチーズケーキが人気!

開化堂のメニューは、すべてこだわりぬかれた逸品ぞろいなのですが、なかでも一番人気なのは那須高原「チーズガーデン」に特注したチーズケーキです。茶筒の形をモチーフにしていて、シンプルで上質な見た目になっています。
木製プレートは、京指物の「中川木工芸」によるオリジナル商品が使われています。伝統的な美しいプレートでおいしいチーズケーキをいただけるなんて贅沢ですね。
実際に食べた人の感想を見てみると、「シンプルなのにおいしい」「甘みと酸味のバランスが絶妙」「ふわふわで最高」など、大絶賛するものばかりです。
「香ばしいグラハムクッキーが、ふわふわのレアチーズにぴったり」「とろけるようになめらか」「三層になっていてきれい」など、丁寧に作られたチーズケーキであることが伺えるコメントが、ネット上に多数寄せられています。

こだわりのメニューはほかにも

ハナカゴ3種

「ハナカゴ3種」は、京都市内にある人気のベーカリー、ハナカゴとのコラボ商品です。プレートにシュトーレン、赤ワインのパン、ガトーショコラの3種が盛り合わせてあり、ワインにも合いそうです。人気店のパンだけあって、「また食べたい」「おいしい」と、こちらも評判になっています。

バタートースト

とてもシンプルなバタートーストにも、ハナカゴの食パンが使われています。厚めにスライスしたトーストにたっぷりのバターで、小麦のおいしさを味わえる逸品。コーヒーにも紅茶にもよく合います。

チーズトースト

「チーズトースト」は、ハナカゴの厚切りトーストにチーズとはちみつがのったもの。口コミを見ると、「チーズの塩気にハチミツの甘さが加わって最高」ということで、こちらもコーヒーや紅茶のおともによさそうです。「ビールにもよく合う」とのコメントも。
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