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知ってるとかっこいい!果物の英語
「apple(りんご)」や「banana(バナナ)」など、日本人によく知られている果物の英語は多いですが、その一方であまり知られていない果物の英語もまだまだたくさんありそうです。
たとえば、「ザクロ」は英語で何というか知っていますか?ザクロというと、あまり食べる機会がない人もいるかもしれませんね。中にはイチジクと間違える人も……。しかし思っているよりもザクロは私たちの生活に馴染んでいます。スーパーなどでさりげなくザクロジュースが置いてあるはずです。もしくは、何気なく食べていたパフェやケーキがザクロの赤いルージュの光沢で彩られていたかもしれませんよ。
「ザクロ」は女性の健康にうれしい作用でも注目をされている果物です。この機会にちょっと覚えてみませんか?
ザクロは英語で何というの?
「ザクロ」の英語表記は「pomegranate(ポムグラネイト)」です。語源は古く、フランス語で“種の多いリンゴ”という意味からきているといわれています。はじめて聞いたという方が多いのではないでしょうか。きっと知名度は低いので、雑学として披露しちゃいましょう。
でも、どこかで聞き覚えもあるような……そんな方は、「グレナデン・シロップ」の事が頭に思い浮かんでいるのでは?グレナデンシロップはカフェやバーなどでよく目にすることができる、「ザクロ」を使用したシロップです。ザクロの英語「pomegranate(ポムグラネイト)」の後半部分が似ていますね。思い出すときのヒントにしてみましょう。
発音は?
長い英単語は発音にハラハラしますよね。言いやすい読み方のポイントもおさえておきましょう。「pomegranate」は「pome • gran • ate」と3段階に分けて発音すると簡単のようです。また、最初の「po」のアクセントを強くするのがポイントになるのだとか。発音してくれるサイトがいくつかあるので、このポイントをおさえながら一度ヒアリングしてみるといいかもしれません。
ザクロの漢字表記は?
「ザクロ」には漢字表記もあります。「石榴」や「柘榴」と書くのですが、見た目通りの硬そうな外皮の印象を受けますね。
ザクロの歴史は古く、イラン北部「安石国(あんせき)」からシルクロードを経て中国へわたったといわれています。ザクロのゴツゴツとした様子がコブ(瘤)に似ていることから「安石瘤(あんせきりゅう)」という名称となり、最終的に「石榴」と呼ばれるようになったとのことです。
ザクロの英語に隠された小ネタ
ザクロの略称は「POM」なのですが、オーストラリアでは「イギリス人」のことを指す言葉になるとか。しかし、これは決して使用してはいけない言葉です。この呼び方は、イギリス人の白い肌がオーストラリアの太陽で日焼けしたことをからかう表現とのこと。ちょっといじわるですね。
手榴弾ともつながりが?
ザクロにはちょっと怖いつながりがあります。それは手榴弾「grenade(グルネイド)」です。ザクロの英語は「pomegranate(ポムグラネイト)」ですが、確かに似ていますよね。
これは、ザクロのつぶの様子が手榴弾の中の爆薬と似ていることが元になっているとのことです。ザクロは手のひらサイズですし、ぞっとしますね。ザクロの中身はうつくしい宝石のようなのに……なんだか残念なつながりです。個人的には、割った瞬間に鉱石を見つけたような、うきうきとする気分をつよく持ちたいと思います。
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