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食パンを英語でいうとブレッド?
食パン、クロワッサン、フランスパン、デニッシュ…パン屋さんへ行くとたくさんのパンが売られており、目移りしてしまいますよね。呼び方もお店によって「パン」「ブレッド」「トースト」と様々ですが、これらはいったい何語なのでしょうか?何が違うのでしょうか?今回は「食パン」を中心に、パンの英語や意味、種類などをお伝えします。
そもそも「パン」って何語?
英語で「パン」は「Bread」ですよね。ということはパンって和製英語…?調べてみると「パン」の語源はポルトガル語の「Pao(パン)」で、「pao」の起源はラテン語の「Panis(パニス)」なのだそうです。
16世紀、ポルトガル人のキリスト教宣教師たちから伝わったものとされており、キリスト教でパンは「生きる糧」と意味することから、キリスト教の教えの1つとして「パン」という言葉が広まったとも言われています。
ちなみに、英語の「bread」はゲルマン語の「Brauen(ブラウエン)」が語源なのだそうです。語源を掘り下げていくと、なかなかおもしろいですね!
「bread」は何をさす?
「パン」と「bread」の違いは意外とシンプルで、「呼び方の違いだけで同じ意味」なのだそうです。小麦粉やライ麦粉などに水、酵母を入れてパン生地を作り、それを焼いた食品とのことです。
■「パン」…日本語、台湾語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語など
■「bread」…英語、デンマーク語、ノルウェー語など
国によって呼び方が違うのですね。ちなみに「トースト」はパン(bread)をトースターなどで焼いたものをさします。
食パンは英語で言うと「white bread」
英語では一般的な食パンのことを「white bread」と言いますが、原材料によって呼び方が異なってきます。
■「white bread」…日本でも親しまれた食パンのこと。
■「whole wheat bread」…「whole」は全体の、「wheat」は小麦という意味。小麦の表皮やその他の部分も丸ごと 使っている「全粒粉」を使って作られた食パンです。栄養価が高く健康志向の高い人に人気のパンです。
■「plain bread」…「plain」とは味の付いてない、あっさりとしたと言う意味。バターやジャムの付いてないパンのことを指します。
食パンの耳は英語でなんという?
英語で「パンの耳」のことを「crust」と言います。逆に「パンの柔らかい部分」は「crumb」です。
その他にも「( ) of bread」という言い方があるのですが、耳なので「ear of bread」?…ではありません。
身体の中でカサカサしている部分…「heel of bread」です!「heel」は「かかと」という意味で、フランスパンなどの端、チーズの端は、かかとに似ていることからこう呼ばれています。
食パンの数え方は英語でなんという?
日本語で食パンを数えるときは「一斤、二斤…」といいますよね。
英語では「ひとかたまり」という意味の「loaf」を使います。複数形では「loaves」です。一斤の食パンは「loaf of bread」、二斤の食パンは「two loaves of bread」となります。
ちなみに「食パン1枚」は「1切れ・1枚」という意味の「slice」を使って「a slice of bread」と言います。
また、「ひとかけら」は「a piece of」と表記しますので、これら英語の数え方はご旅行の際に覚えておくと良いでしょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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