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九州出身者なら知っている「袋かき氷」とは?
袋かき氷は「氷を削ったものにシロップをかけたもの」と「味付けした水を氷管で冷凍して削る」という2種類の製造方法で作られています。
氷を削ったものにシロップをかけた袋かき氷は、カップ入りのかき氷と同じ製造方法で作られており、氷の粒が粗いのが特徴です。
氷管で冷凍して削る袋かき氷は、あらかじめ味付けした水を氷管で冷凍して削る製造方法のため、氷の粒が細かくサラサラとした食感で舌触りがなめらかです。
また、袋かき氷は冷凍庫でかさばらずに保存できるため夏の暑い日に重宝されています。
袋かき氷の歴史と背景
昭和36年(1961年)に佐賀県に本社を構える「ブラックモンブラン」で有名な竹下製菓株式会社から「袋かき氷」が誕生しました。
袋かき氷を販売するにあたり宮崎県に本社を構える会社と協力して製造を行っていましたが、製造・販売に必要な材料などの入荷がスムーズにいかず、「いっそ自社で製造した方が良いのではないか」という考えに至り、翌年には竹下製菓株式会社で開発から製造までを手がけ始め、現在に至ります。
また、2007年から栃木県に本社を構えるフタバ食品株式会社が袋かき氷の製造を開始し、大手コンビニエンスストアのセブンイレブンにて販売を開始したことにより、全国的に認知されるまでに至りました。
袋かき氷はどんな味わい?
氷がきめ細かくシャリシャリとしており、口に入れた瞬間舌に残ることなくふんわりと溶けてくれます。
甘過ぎない味付けで食後もベタベタ感がないため、小さなお子様からご高齢の方まで幅広い年代に愛されている味わいです。
小豆の甘くやわらかい味わいとつぶつぶ食感がアクセントになっており、一袋をペロリと食べられます。
小豆がたっぷりと入っているため、小豆好きの方におすすめのかき氷です。
口コミ・SNSの反応
- ・袋を開けるだけで美味しいかき氷が食べられます。子どもがすごく好きです。
・夏に欠かせないほど、我が家みんな大好きなかき氷です!どこを食べてもちゃんとシロップがかかってて美味しい!
・みぞれはあんこやグリーンティーをかけたりアレンジしやすくお気に入りです。かき氷が流行ってますが、重度の乳卵アレルギーで外食できないので、この商品は楽しみの一つになってます。
おすすめのアレンジ方法3選
1. いちごミルクのかき氷
・袋かき氷(ストロベリー味)……1袋
・牛乳……適量
・練乳……適量
〈アレンジ方法〉
1. かき氷を袋の中でほぐして深めの器に入れます。
2. 牛乳と練乳をかき氷全体にかけて完成です。
袋かき氷はそのまま食べてもおいしいですが、袋かき氷のアレンジは「牛乳がけ」が定番で、製造会社の竹下製菓株式会社一推しのアレンジ方法です。
定番のアレンジ方法である「牛乳がけ」に練乳をプラスすることで、さらに味がまろやかになり、コクやミルク感、なめらかな食感が楽しめますよ。
しろくま
・袋かき氷(金時味)……1袋
・お好みのフルーツ(缶詰)……適量
・練乳……適量
〈アレンジ方法〉
1. お好みのフルーツを缶から取り出し、汁気を切ります。
2. かき氷を深めの器に入れます。
3. 練乳をまわしかけて、汁気を切ったフルーツを盛り付けて完成です。
鹿児島県発祥の「しろくま」は暑い夏のお供として有名で、小さなお子様からご高齢の方まで幅広い年代で親しまれています。
お手軽レシピでおなかも心も満たされるかき氷です。
さまざまなフルーツがたっぷり入ったしろくまは、ボリューム満点で最後まで飽きずに食べることができます。かき氷の粒が細かく、練乳の濃厚なコクやミルク感をしっかりと感じられるアレンジ方法です。
金時味の袋かき氷を使用していますが、つぶあんをプラスすることでさらに小豆の食感や味わいを楽しめます。
3. 手作り抹茶シロップを使った宇治金時ミルクかき氷
・袋かき氷(金時味)……1袋
・抹茶…… 小さじ1杯
・熱湯…… 10ml
・はちみつ…… 小さじ2杯
・練乳…… 大さじ1杯
〈アレンジ方法〉
1. ボウルに抹茶、熱湯、はちみつを入れて泡立て器で混ぜ合わせます。
2. 粗熱を取ったら、ラップをかけて冷蔵庫で約30分冷やします。
3. かき氷を深めの器に入れて練乳と手作り抹茶シロップをかけたら完成です。
手作り抹茶シロップを使った宇治金時ミルクかき氷はお家にある材料で簡単に作ることができ、お家で本格的なかき氷が楽しめます。
抹茶の渋みや練乳のコク、小豆のつぶつぶ食感を一度に楽しめるため、抹茶好きの方におすすめです。白玉団子をトッピングしてさらにアレンジを加えることで、白玉団子のもちもち食感も楽しめます。
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