ライター : かどゆき

絶品の水たきが味わえる「げんかい食堂」

昭和三年に創業以来87年、“水たき一筋”に歩み続けてきた高級水たきの老舗「玄海」。80年以上磨き続けた伝統の白濁スープは、試行錯誤を繰り返す中で生まれた逸品。臭みも一切なく、それでいて鶏本来のコク深い旨味を堪能できるとあって、多くの人から長年支持されてきました。 そんな「玄海」本店の1階にあるのが「げんかい食堂」です。ここでは、そんな玄海の伝統的な水炊きがリーズナブルに食べられるとあって、連日、多くのお客さんが足を運んでいます。 大都会の中心にありながら、落ち着いた空間のなかで味わう「元祖水たき」の魅力に迫ります。

高級感のある外観にオシャレな店内

格式があって落ち着いた外観で、少し落ち着いたところでお食事がしたいときに最適な、料亭のような雰囲気です。入り口に吊るされた提灯のあたたかい光がなんともいえない風情を醸し出しています。
オシャレな店内には、カジュアルに料理を楽しめる広間席と、プライベート空間を味わえる半個室があります。落ち着いた照明とクラシックが流れる空間にホッと心が安らぎます。庭席を眺める席もあり、これは数に限りがあるため予約を入れるのがベターだそう。

創業80年以上続く老舗のこだわりの味「水たき」

元祖水たき 雑炊付き 2360円(税込) 価格はリーズナブルなのに、使用している水炊きのスープは本店「玄海」のものと同じだそうです。具材は鶏肉のみというシンプルさで、鶏の旨味がぎっしりつまった白濁スープは濃厚。 一杯目はお店の方がいれてくれ、食べ方を説明してしてくれます。まずはそのままで。臭みがなく、鶏の旨味が凝縮されたスープを味わいます。二杯目は、ネギをとニンニクを入れて食べます。お好みで胡麻を入れるもよし、ポン酢を入れるもよし。いろんな味が楽しめるのが嬉しいですね。この水たきスープは飲みきっても大丈夫。続いて出てくる雑炊のスープは、また別で持ってきてくれます。濃厚だしが効いた雑炊はまた絶品です。 シンプルでありながら、深い味わいのあるこの「元祖水たき」が長く愛されていることに深く納得です。

ランチに大人気の親子丼

親子丼 1,000円(税込) 水たきのスープを使って作られたとろっとろ卵の親子丼は、普通の親子丼とは少し違っています。炙り焼きされた鶏肉を卵でとじているという新しい親子丼スタイル。つゆだくでありながら、スープがあっさりしているのでしつこさを感じません。水たきスープを使って親子丼を作れてしまうのは、水炊き店だからこそ。ランチメニューにはお新香&小鉢&お味噌汁が付いてきます。

満足度抜群の鶏飯

あつあつ鶏飯 1,000円(税込) あつあつの石焼の器に、蒸し鶏・ゆで卵・甘く煮た椎茸・沢庵のような大根・紅生姜など、彩りあざやかな具とご飯が入っています。ここに白濁した水炊きスープをかけて頂きます。スープ自体がおいしいので、ごはんにかける前に味わうのもおすすめです。

お酒のお供にはやっぱり焼き鳥

つくね、肝、砂肝、はつ 各200円(税込) もも、せせり、手羽先  各250円(税込) 阿武隈の大地にある専用の養鶏場で、自由に動き回れるように放し飼いにして育てたブランド鶏「伊達鶏」を使用。ここにもお店のこだわりを感じます。お酒もすすみそうですね。
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