ライター : くまもと たまみ

グルメライター/旅行ライター/温泉ソムリエ

1. 高級感あふれる老舗店「スンガリー 新宿東口本店」

西武鉄道 西武新宿駅からすぐのビルの地下1階にある「スンガリー 新宿東口本店」。1957年創業の老舗店です。著名な商業デザイナーが手がけた店内は、舟形の天井に漆喰の壁、エレガントな照明など、高級感のなかにあたたかみを感じる居心地のよい空間。

最大18名が入る個室があり、大人数での会食が可能です。ロシア料理の専門店ですが、ジョージア料理やウクライナ料理もラインアップされています。本場の味を再現している料理の味や接客に定評がある人気店なので、事前に予約しておくのがおすすめです。

シュクメルリ

Photo by @hondy12345.png

2,270円(税込)
「世界一にんにくをおいしく食べられる料理」と人気の「シュクメルリ」。プレス焼きされた骨つき鶏もも肉を、にんにくが入ったクリームソースで煮込んだジョージアの伝統料理です。

じっくり煮込まれた鶏もも肉は、ほろほろのやわらかさ。にんにくの旨味たっぷりのソースとの相性が抜群です。肉を食べ終わったあとのスープはスプーンで残さず食べましょう。パンと一緒に食べてもおいしいですよ。「シュクメルリ」はアラカルトで提供されています。

シャシリーク

2,384円(税込)
ジョージアの代表的な肉料理「シャシリーク」。仔羊の肉を串にさして強火で焼いたものです。くせがなくやわらかい仔羊の肉は、焼く前に香味野菜でマリネされているので、そのまま食べても絶品!

お店ではピリ辛のアジーカソースと酸味のきいたプラムソースが添えられています。ジューシーな肉の旨味にピリ辛のアクセントがプラスされて、よりおいしくいただけますよ。

「シャシリーク」はアラカルトのほか、「ジョージア・セット」でも提供されています。「シャシリーク」をメインにした「マリノーブナヤ・ケタとブリヌイ(フレッシュサーモンのクレープ包み)」や「ボルシチ」「ハリエプパン(自家製ライ麦パン)」ドリンクなどのコースで5,229円(税込)とお得です。

おすすめポイント

  1. 本場の味を楽しめる名店
  2. 「シュクメルリ」は外せない!
  3. 「ジョージア・セット」のコースがお得
店舗情報

2. ジョージア料理のラインアップが豊富「スンガリー新宿三丁目店」

新宿サブナードに直結しているビルの地下1階にある「スンガリー新宿三丁目店」。ジョージアの隣に位置するロシアのクラスノダール地方のレストランをイメージした店内は、異国情緒たっぷりです。

ジョージア料理のメニューの多さは都内でも屈指。ジョージアワインの品ぞろえも豊富なので、料理との組み合わせを楽しめます。「新宿東口本店」と同じく料理のクオリティが高い人気店です。

普通のテーブル席のほか、最大20名まで入る大きな個室や4名用の半個室があり、さまざまなシーンで活用できますよ。

バストルマ

Photo by @lico.food.trip.art

2,310円(税込)
30センチほどの串にさされた「バストルマ」。サーロインよりもやわらかい牛ヒレ肉を串焼きにしたジョージア料理です。ソースにはジョージア料理に欠かせないアジーカソースと香り豊かなマデラ酒が使われています。ヒレ肉本来の旨味はもちろん、ソースの風味と香りが自然に調和している上品な味です。

アラカルトのほか、お店で人気No.1の「季節のコース」のメインディシュでもいただけます。「マリノーブナヤ・ケタとブリヌイ」や「グリヴィー・ヴ・スミターニェ(つぼ焼きクリーム煮)」「ボルシチ」「ピロシキ」ドリンクなどがセットになった豪華なコースで、価格は7,458円(税込)です。

ハルチョー

Photo by @potageya

1,543円(税込)
「シュクメルリ」とともに人気が高まっている「ハルチョー」。ジョージアではポピュラーな、牛肉とお米をやわらかく煮込んだスープです。ジョージアの万能スパイス、フメリスネリやトマトペースト、パクチー、にんにくなどを入れて煮込まれています。

スパイシーながらもほのかな酸味がきいていて、さっぱりとしたやさしい味わい。ひと口食べるとやみつきになるおいしさです。お米が入っているので日本人の口に合いますよ。

土日祝日限定の「ジョージアランチ」4,578円(税込)のセットやディナーの「ジョージアセット」5,299円(税込)にもラインアップされています。「マリノーブナヤ・ケタのブリヌイパンケーキ包み」や「シュクメルリ」「ハリエプパン」ドリンクと内容は同じコースなので、ランチのほうがお得です。
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