火加減は中火一択

Photo by macaroni

これも経験則ですが、火力の安定したガス火での炊飯に、繊細な火加減は必要ないと思っています。基本的にずっと中火。ガスコンロに炊飯モードが搭載されているなら、もちろんそれを使えば良いと思います。

うちのコンロには炊飯モードがついていないため、吹きこぼれるのがイヤなときは、弱中火くらいで炊くか、炊飯用に作られている鍋を使うようにしています。縁が高くなっているものが多く、吹きこぼれを防いでくれるので。

10分蒸らして完成!

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蒸気が出なくなり、グツグツという音がしなくなったら火を消して放置。約10分そのままにして蒸らしました。

その後は、炊き上がったごはんを切るようにしゃもじを入れて、全体をほぐしたら炊飯終了。この時点で炊きたてごはんのにおいがキッチンに漂っていたのですが、さすがは一等米、とてもふくよかな香りでした。これは期待できそう!

さあ実食!目的は達成できたのか

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ご覧のとおり、ごはんと一緒に食べるために用意したのはカレー。比較的かみさんが好きなメニューを選びました。ごはんをおいしく食べさせてくれる料理という点で、カレー以上を知りません(異論は認めます)。

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粒がそろい、ツヤがある。一等米ならではの仕上がりです
せっかくの良い米なので、ごはんだけをつまんで食べてみると……、

「うまっ!」

かみさんに「おいしい」と言わせる前に、こちらの声が出てしまいました。ありきたりな感想ですが、こんなごはんはじめてです。 雑味が少なく甘みが豊かで、ごはんだけでももの足りなさを感じません。以前取材した農家の方が「おいしいごはんさえあればおかずはいらない」とおっしゃっていたのですが、なるほど、こういうことか……。

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このごはんならば……とかみさんが食べる様子を見守ると、いぶかしむような表情のままスプーンを口に運び……、

そのまま無言で完食しました。

……あれ?
おいしさのあまりスプーンを取り落とすんじゃないかくらい思っていたこちらとしては、完全に想定外です。用事は済んだとばかりに席を立つかみさんに、「え?おいしくなかった?」と声をかけると、「うーん……まあまあ?」と、期待していたトーンからは格段に落ちる反応。

普段の「悪くはない」に比べれば、「まあまあ」と言われただけマシだったのでしょうか……。

というわけで、私にとっては感動するほど美味だったごはんでも、かみさんに「おいしい」と言わせることはできませんでした。残念、無念、完敗です……。

もはや何を作ったら今回の目標を達成できるのか、皆目検討がつきません。もし良い方法をご存知の方がおりましたら、こっそり教えてくださいませんでしょうか。個人的なお願いなので、編集部としてお礼を用意することはできませんが、勝利を得た暁には、心の底から感謝させていただきます。

写真・文/植松富志男(macaroni編集部)
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